ゴジラの味噌汁

かげろう(!日記)
'!' は論理演算子 Not です。
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06年  11月 某日

■  久し振りに牛丼を食う
アメリカ産牛肉の輸入再開に伴ってポチポチと吉牛も復活ってことで少し前から限定的に牛丼のセールをやってるわけだけど、わざわざ食いに行くほどのモノでもないので静観してた。
今日、たまたま仕事で前を通って「あ、牛丼をやってるんだ」と思い出したので寄ってみた。
2年半振りかぁ、懐かしいな。
BSEの不安ってのもあるだろうけど(いや、アメリカの牛肉には絶対あるって!)発症まで20年あるなら私などその前にヨイヨイになってるか死んでるかなので気にしない。若い人は要注意。

で、結論。
うーん、まずい!
昼飯時の忙しい時間帯に行った私も悪いかもしれないが、ピーク集中型の都心の店はともかく郊外のあまり忙しくない店では従業員も客が後ろで席が空くのを待ってるなんて状況を体験したことも無いのかもしれない。
従業員が5人も居るのにとにかく手際が悪い。

あまりに忙しいため米を蒸らす時間が無かったらしい。
良く蒸れていない米は口の中でざらざらして不味い。牛だろうが豚だろうが、肉だろうが野菜だろうが、メシはご飯が基本でしょ。
入客を予想して早めに釜を点火しないといけないのだ。多少冷めてぼろぼろになっても蒸れていないよりずっとましである。

そしてタレ。あれれ?以前と同じと謳っていたけれど...何か薄い感じがするなぁ。
気のせいかなぁ。回転が速いから煮詰る余裕がないせいか。

私の好みは、(暇な時間の)煮詰ったタレで、肉は充分煮込んで(油が程々に抜けて味がしみ込む)、つゆ抜きで(米はコメの味を味わいたい。タレでべちょべちょのご飯は苦手。)食うのが理想である。
更にお新香も必需品。

ここまでは私が悪かったと諦めがつく。
でもね、...油抜きをしてない牛丼は食えない。

肉鍋で大量の牛肉を煮ていると大量の油が解けて浮いてくる。
普通はこれをこまめにオタマですくい取るのだけれど忙しいとついおろそかになる。
放置するとタレの表面に油の層が出来る。
牛肉をすくい取るとき、タレの中に漂っていた牛肉はこの油の層を通過することになる。結果、表面にギトギトの油でコーティングされた牛丼の出来上がり。

いくら久し振りっていったってこんな牛丼食わせてたら客がいなくなるぞー。
早く安定的な供給をせいよ。

06/11/04
雑記

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