ゴジラの味噌汁

かげろう(!日記)
'!' は論理演算子 Not です。
「日記にあらず」と読んでください。

07年  02月 某日

■  絶不調
2月3日、鎌倉街道、渋滞の公田(くでん)交差点。お客から携帯に電話。
その日行く予定になっていたのだけれど少し遅くなりそうだったので、こちらから電話したのだけれど出なかったのだ。着信に気が付いて掛けてきたのだろう。
と、コンコンと窓を叩く音。原チャリの若い警官である。
そこに寄せて止まれとのたまう。おい、歩道に乗り上げるのも信号から3メートル以内に止めるのも違反だろ。後ろから来たバスが通れないで迷惑してるぞ。いっそのこと完全に道を塞いで止めた方が良かったのかな。警察の命令ですから。
渋滞で止まってたんだから違反じゃないだろ、ってゴネても仕方ないのでさっさと切符を受け取って仕事に戻る。1年か2年に一度軽微な違反で捕まるのは恒例なので仕方ない。理不尽と思っても違反は違反である。
減点1の罰金6000円也。

2月13日、某お寺の墓地。修理の仕事を終えて、さて帰ろうと車を発進させる。
霊園内の道は広く作ってあるけれど昔ながらの寺墓地は車道なんて無いか、有ってもすごく狭い。
でもさっき止まってた2t車が曲がって出て行ったんだから平気だよな、と甘い気持ちでハンドルを切ったのが間違い。左にガリっという手応え。
お墓の外柵は低いから運転席からは全く見えない。切り返しをしないで曲がろうとしたのがいけなかった。左のドアが綺麗にへこんでいる。あまりに滑らかにへこんでいるので一見そういうデザインなのかと思うくらい。お墓の方は幸い荒石の柵だったので傷は無し、っていうか有っても判らない。これが磨きの外柵で、角を欠いたりしたら修理代が大変だった。不幸中の幸い。

それにしてもドアの方は修理に出さなくちゃいけない。これはちょっとしたショックである。
もちろん軽くバンパーを擦ったとかドアを開けたら壁にぶつけたとか、無いではないが修理に出すほどの事はなかった。実を言えば2輪では若い頃人身事故を起こした前科があるのだけれど(飛び出した歩行者を避けきれず、しかも避けようと変な倒れ方をしたものだから被害者より私のほうが怪我が大きかったと言うオチもあるのだが)4輪で修理に出すほど壊したのは初めてだったりする。
ドアもへこんだが気分もへこむ。

その二日後かな?
近くの住宅地の中を走っていたら対向車が前も見ずにノコノコっと右折してくるので、街中に響き渡るようなタイヤの軋み音を発して思いっきりブレーキを踏む。急ブレーキを踏むのはそうあることじゃないけど、こんな急ブレーキは何年ぶりか。何とか2メートル前で止まったので事故は回避。
こんなときは血の気が引いて心臓もばくばくするはずなのに妙に冷静なのが逆に怖い。神経が鈍感になってるんだろうか。

んで、修理に持ってかなきゃいけないけど毎日使ってるんで車が空かないなぁという
2月19日、深夜の1時頃。タバコを買いに近所のコンビニまで。歩いても10分ほどの所なのだけれど車に頼り切った生活をしている。左折して駐車場に頭から突っ込む。一番右の端。買い物を済ましてバックで外に出ようとしたときガチャンという音と共に目の前で何かが飛び散る。
歩行者を守るため歩道の脇に設置した鉄製のポールにフロントフェンダーを引っ掛けたのだ。またしても壊れたのは車だけ。右前のタイヤハウスをポールに引っ掛けてバックした状態なのだけれど思いの他壊れ方がひどい。フェンダーは千切れ、バンパーもフロントグリルもヘッドライトも割れている。車は前から潰されることを想定して設計されてるわけで、前へ引っ張る力は想定外。板金修理では済まない。全部部品交換である。

ヘッドライトが壊れているので乗り続けるわけにはいかない。翌日修理屋へ。見積りはドアと合わせて25万円ほど。何分古い車なので車両保険が出るのは15万までだそうで、、、とほほ、高いタバコになったもんだ。

大きな事故の影には表に出ない小さな事故やミスが何倍も隠れていると言う。
こんなことを繰り返して大きな事故を起こさなきゃいいが。自分が死んだり怪我をするのは自業自得だけど他人様に怪我をさせることは避けなければならない。
前回、どんどん馬鹿になっていくと書いたけど、馬鹿が運転する車ほど怖いものはない。もしかして今私は凶器になりつつあるのかもしれない。
だけど仕事をしない訳にはいかないんだよなぁ。

07/02/26
雑記

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