ゴジラの味噌汁

かげろう(!日記)
'!' は論理演算子 Not です。
「日記にあらず」と読んでください。

Category: 雑記

03年  02月 某日

■  低気圧発生
唐突だが私はアンドレイ・タルコフスキー監督のファンである。
もしSFのベストテンを聞かれたら2位に「ストーカー」、4位に「ソラリス」が入る。
(ちなみに1位は「2001年」で3位は「ゴジラ」)
そしてタルコフスキー作品にはよく雨が降る。何処でも降る。たとえ部屋の中でも降る。
「マトリクス」の中でスプリンクラーが壊れて天井から水が噴き出すシーンはタルコフスキー監督へのオマージュだろう。
そんな訳で今日、我が家でも実践してみた。いや、ウチにはスプリンクラーなんて付いてないが、でも部屋の中で雨が降ったのだ。

台所では長時間蒸し器を使っていた。だから部屋の中は暖かく、相当湿度が高かった。
そこに来客で玄関を開けっ放しにした。外は雪混じりの冷たい雨が降っていて、当然湿気も高い。
台所の暖かく湿った空気と玄関から入ってくる冷たくて湿った空気が居間でぶつかり低気圧が発生し雨雲になった...訳はないが、天井に強烈に結露した。理屈は雨雲が出来るのと同じ事だ。
そこいらにポツリポツリとしずくが垂れて染みになってるので何時水をこぼしたのだろうかと思ってたら顔に垂れてきた。天井を見ると一面水の雫だらけである。しかも大粒でヤニを溶かして琥珀色をしている(ぐげげ)。部屋中染みだらけである。慌てて脚立を引っ張り出して雑巾で拭いた。

教訓。蒸し器を使う時は除湿しよう。(こんな日に締め切った中で使うほうがバカなんだ。)

03/02/23
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03年  02月 某日

■  法事
母方の祖母の13回忌で午前中からお寺でお経を聞く。
11時前に行ったら、前の人がもうやっていた。骨壷を持っていたので納骨だろうか。
順番に、次々とこなしているのだろう。我々が終わったときには次の人たちが控えていた。お寺さんもこの時期(寒いとき)は亡くなる人も多いだろうから年忌が多くて忙しいようだ。
ってことで20分ほどでお経は終了。あまり長くても辛いが短くても有難味がない。入れ替えも含めて1組あたり30分見当なのだろう。坊さんも住職はハワイ旅行だそうで、20代の息子ではイマイチ貫禄がないが、あと10年もしたらいっぱしの僧侶に成るんだろうな。

お経の次は墓参り...なのだが諸般の事情で先に飲み食いを済ます。今回、運転しなくていいので昼間から出来上がってほろ酔い気分。
ってことでお墓参りをして解散。

坊さんも言っていたが、亡くなって12年もすると、日常でも思い出すことは少なくなる。たまには思い出して故人を偲びなさいよってことだそうである。なにしろ白寿まで生きた祖母である。思い出もいっぱいあるが、働き者の祖母で、いつも「本気になってやらなきゃだめだよ。」と言われていた。
翻って今の自分はといえば、何事も遊び気分で中途半端である。もっと頑張ろうと(今日だけは)思う私であった。
葬式の日は寒かったが、今日も寒い。帰りには雪もちらついてきた。

03/02/02
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03年  01月 某日

■  気楽でいいなぁ
今日はメチャクチャ風が強い。北風じゃないけど春一番にしては早すぎる。
こんな日は現場での修理はきつい。特に今日はクローラー(俗に言うキャタピラ)の交換だ。
建機の足回りなんてのはどれも泥だらけなわけで、現場では洗い流すわけにもいかないから、そのまま交換するんだけど、これだけ風が強いと砂が舞ってバンバン目に入る。桶屋が儲かりそうだ。
昼間は日差しもあって結構暖かかったが夕方から急に冷え込んできた。外にいると顔がピリピリする。生足の女子高生なんか、他人事ながら見るだけで寒くなってしまう。夏なら目の保養になるんだけどね。
各地では大雪だとか。うーん、雪よりは風の方がましか。

ホームページだとかペーパークラフトだとか、遊びで(それほど熱心にやってる訳じゃないから趣味とも言えないな)やってると、よく「気楽でいいなぁ」なんて言われる。確かに気楽にやってるんで目くじら立てて否定はしないが何時も気楽なわけじゃない。あまりしつこく言われるとだんだん腹が立ってくる。知人の某など、話をしていると最近は必ず口にする。確かに彼も仕事が無くて大変なので同情するが、こちらがよほど気楽に見えるらしい。
ウチだって売上はがた落ちだし零細企業の毎月の資金繰りは大変なんだ。こっちから見れば彼の方が好きな事をやって生活してるんだから余程気楽に見えるし、仕事が無くて生活できないならさっさとアルバイトでも何でもやればいいじゃないかと思ってしまう。
だから、彼から「気楽でいいなぁ」なんて言われると寅さんにバカにされるタコ社長のような気分になる。

タコ社長  「お前なんかに、お前なんかになぁ、中小企業の経営者の苦労は解らないんだ。」
と、泣きながら去っていく。

ここで映画なら、おいちゃんが「そうだ、今のはお前が悪い。」と、寅さんをいさめるんだが、某には言ってくれる人がいない。
もしこれを読んでたら気付いてくれよ、って、読んでるわけないな。

で、そこまでなら”いい加減にしてくれ”で済むんだが、その後に、「だから金貸して」となると論外である。
こちとらお前の何十倍も借入金があるんじゃ。利子だってキッチリ払わにゃならんのじゃい。あまり甘えないでくれ。

03/01/26
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03年  01月 某日

■  発熱
甘く見ていたら熱が39度にも上がってしまった。
さすがに頭がボーっとして、ちょっと歩いても雲の上を歩いてるみたいだ。
連休だったので寝ていたが、熱が引かない。しかたがないので5年ぶり位に医者に行ったら「立派なインフルエンザです。」とのたまう。
何が「立派」なのか良く判らないが、何処で拾ってきたのだろう。

しかし今は簡単にインフルエンザの検査が出来るので驚いてしまった。鼻の奥を綿棒でこすって10分くらいで結果が出てしまう。
医者も数年前は想像もしなかったとか。
で、貰って来た薬を飲んだらアッと言う間に熱が下がった。さすがに医者の薬はよく効くが、新聞によるとこのインフルエンザの薬が品薄だそうだ。結構流行ってるのかなぁ。

結局、4日間も寝込んでしまった。タダでさえ遅れてる仕事が...。

03/01/16
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03年  01月 某日

■  集金
いつものようになんとなく新年である。
今年も何も無い良い正月でありました。
ただし、いつもなら仕事は未だぼちぼちなんだが、今年は年末にサボったつけで休み明けから仕事が溜まって忙しい。
年末に預かった修理や、整備を慌ててやっている。

で、本日、妹一家が遅めの新年の挨拶...と集金。
妹のダンナに作りかけの(と言っても一応は形は出来てる)ガラモンのペーパークラフトを見せたらすごく喜んでくれた。
身の回りの唯一の理解者である。彼も模型を作るのだが、家では冷遇されているらしい。

だが今日は朝から熱っぽい。この冬二度目の風邪のようである。
子供たちにうつすといけないので早めに退散して部屋で寝る。

03/01/12
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02年  12月 某日

■  10000 Hit
ありゃ、カウントが1万を超えてしまった。
まだ2-3日先だと思ってたら昨日の昼頃から急にアクセスが増えてる。急にいつもの3倍ものアクセスが有ると閑古鳥が鳴いてるサイトの管理人としては戸惑ってしまう。
何があったのかと思ってたらペーパークラフトデータ-ベースの表示位置が上がっている。サイトの引越しをした後も放置してあったんで管理人さんがリンク先を直してくれたみたいだ。結果的に上に浮上したんで新作でも出たかとアクセスしてくれてるんだろうなぁ。まだ完成してません。管理人さんにもお手数をかけてしまった。ごめんなさい。
あっ、それから、カウント1万を踏んだ方、お知らせください。先にも書いたようにガラモンができたらお送りします。別に証拠が無くてもlogで確認はできますので。

で、本日、親父が退院。またうるさくなる。
18日入院して約¥66,000也。一日¥3,600ならもう少し入院してればいいのに。...なんて考える奴が沢山いるから老人医療費が増えるんだろうな。

02/12/14
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02年  12月 某日

■  大雪?
ひえー、雪が積もってる。12月に雪が積もるのは十数年ぶりだとか。昨日の天気予報じゃ積もらないって言ってたじゃないか。
横浜は3センチと言ってたが、ここいらは田舎なんで5p位の感じである。ベチャベチャの雪なんですぐに解けると思うが夜になって凍っちゃうと返って危ないんで歩道だけ雪かきをする。腰が痛い。風邪もまだすっきりしないのに。

首都圏は雪に弱いって言うけど、テレビはおおはしゃぎである。日テレなんぞ特別番組までやってる。そんなに重大な事か?たった2センチの雪が。雪国のひとはどう思ってるんでしょうねぇ。
そう言えば「タマちゃん」なんかもおおはしゃぎしてたな。全国放送のNHKまで騒いでたけど、どう考えたってありゃローカルニュースだよなぁ。東京(の大田区、世田谷区)と川崎、横浜以外の人には何の興味も無い話だと思うんだが。

02/12/11
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02年  12月 某日

■  休業
風邪をひいたみたいだ。
今年の風邪は咽に来るのか。鼻の奥がヒリヒリと痛い。寝込むほどひどい風邪はここ数年掛かったことはなかったのだが急ぎの仕事も無いので二日ほど休んでしまった。自営業の気楽さではある(でも忙しい時は大変なのだ)。

休んだといってもたいして熱があるわけじゃないのでガラモンを作る。
これ、作り始めたのは何時だったろう。気が向いたときだけチョコッと作っては放置していたのでちっとも進みゃしない。
それでもやっと足ができた。後は手と背びれと尻尾。背びれは意外に難しいかも。
カウンターが1万に近づいてるので「キリ番ゲットした人に完成品プレゼント」なんて考えてたけどとても間に合わないな。
って訳でもし1万ゲットした方がこれも読んでたら連絡ください。ずっと先のことになるけど完成したら送ります。あっ、ただし国内限定でお願いします。外国へ送るのは面倒なんでごめんなさい(って、外国人がこんなテキストページ読まないよね)。

で、咽が痛いとか言いながらじっとてペーパークラフトなんぞ作ってたら逆にタバコの本数が増えてしまった。
なにをやってるんだか。

02/12/04
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02年  11月 某日

■  うんざり
父親が入院した。といってもたいした事は無い。風邪がもとでぜんそくの発作を起こし、もう収まって本人はピンピンしているのだが歳がトシなので医者が慎重になったようだ。最低でも二週間くらいの入院が必要との由。今までぜんそくなどなった事は無いのだが祖母方の家系には多い様で、私も子供の頃、小児ぜんそくの気があると云われていた。
入院しても苦しい訳ではなく、本人にも自覚が無いから、ただ点滴や酸素吸入のチューブに繋がっているだけで、行動が思うに任せないため我儘いっぱいである。
あれを持って来い、これが無い。挙句はこれじゃダメだと文句のいい放題。
いや、私も何度か入院した事は有るので気持ちは解る。何かをしたくても手元に何も無いし自分で動きたくても侭ならないので不満ばかりが募る。病人は我儘なのだ。
しかしこちらも暇な訳ではない所へ文句ばかり言われるといくら親でもうんざりする。一週間もいて環境に慣れれば大人しくなるかも知れないが、まるで駄々ッ子の様である。いや、口が達者な分だけたちが悪い。病を得たら謙虚でありたいと思うが謙虚過ぎても意が通らないのも事実で、さじ加減が難しいが、自分が入院するときはせめて文句はいうまいと思う。(多分思うだけだろうが)
いずれにせよ早く退院してもらいたいものである。

今年は友人のM君の入院にも付き合ってしまった。病院などとは余り親しくなりたくは無いが、徐々に付き合いが増えていくんだろうなぁ。
役所とか病院とか、組織というのは厄介なものである。

02/11/28
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02年  11月 某日

■  招かれざる客
また、家の中にねずみが出没しはじめた。
今のところたいした被害も無いんだが、いきなり足元を横切ったりされるとさすがに気になる。
ウチは建物が古いのでどこかにねずみが出入りする穴が空けられているんだと思うが、何年かおきに家の中まではびこってくるようだ。
ねずみでもラットじゃなくてマウスのほうである。多分野生の二十日鼠だろう。尻尾を別にすれば体長は4-5pしかないので、視野の端でサッと動くと一瞬ゴキブリかと思ってしまう。中には間抜けな奴もいて、のそのそっと出てきてこちらと目が合ってしまい、一瞬たじろいでから慌てて引っ込んだりすると結構可愛かったりする。

そんなわけで何年か前、罠を仕掛けて捕まえ飼ってみたことがある。
ダニが付いているといやなので洗剤で体を洗ったら暴れたので自分で溺れてしまった。小さな口の中に泡が入って呼吸できなくなったようだ。ぐったりして動かないので死んだと思って箱の中に放置しておいたら30分ほどで息を吹き返した。結構生命力というのは強いもんだ。
透明な箱の中にティッシュを千切って敷き詰めておくと、それを集めて巣のようにして中でうずくまっている。何度か逃亡したがティッシュの巣を作って置いておくとその中に戻っているのだ。慣れてしまうとそちらのほうが安心なのだろう。
無理やり掴もうとして手に噛み付かれたことも有ったが(これが痛いんだ。侮っちゃいけない)安全な事が解ると手の中でくるくると動き回って可愛い。頭が悪いので”人間”という事は認識していないようだが”手のヒラ”は認識していたようだ。顔を近付けても、手の中にいると安心している。
しかし女子供にはいたって不評で、ハムスターと同じだとかウォルトディズニーは野良鼠をモデルにしてミッキーマウスを作ったんたとか言っても全く理解しないのだ。
そんなねずみ(名前なんか付けなかった)だったが、一月ほどで死んでしまった。
ある日、動かないので触ってみたら座ったまま死んでいた。生き物を飼うのは難しいもんだ。

それ以来ねずみを飼った事は無い。
別に家の中を走っているのは嫌じゃ無いんだが食べ物をかじられたりするのはたまらない。小麦粉の袋とかに穴を空けられるともう大変である。こちらも防御するんだか敵のほうが上手だ。いずれ被害が出るのは間違いない。

そろそろ殺鼠剤を買ってこないと。

02/11/22
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