ゴジラの味噌汁

かげろう(!日記)
'!' は論理演算子 Not です。
「日記にあらず」と読んでください。

02年  11月 某日

■  うんざり
父親が入院した。といってもたいした事は無い。風邪がもとでぜんそくの発作を起こし、もう収まって本人はピンピンしているのだが歳がトシなので医者が慎重になったようだ。最低でも二週間くらいの入院が必要との由。今までぜんそくなどなった事は無いのだが祖母方の家系には多い様で、私も子供の頃、小児ぜんそくの気があると云われていた。
入院しても苦しい訳ではなく、本人にも自覚が無いから、ただ点滴や酸素吸入のチューブに繋がっているだけで、行動が思うに任せないため我儘いっぱいである。
あれを持って来い、これが無い。挙句はこれじゃダメだと文句のいい放題。
いや、私も何度か入院した事は有るので気持ちは解る。何かをしたくても手元に何も無いし自分で動きたくても侭ならないので不満ばかりが募る。病人は我儘なのだ。
しかしこちらも暇な訳ではない所へ文句ばかり言われるといくら親でもうんざりする。一週間もいて環境に慣れれば大人しくなるかも知れないが、まるで駄々ッ子の様である。いや、口が達者な分だけたちが悪い。病を得たら謙虚でありたいと思うが謙虚過ぎても意が通らないのも事実で、さじ加減が難しいが、自分が入院するときはせめて文句はいうまいと思う。(多分思うだけだろうが)
いずれにせよ早く退院してもらいたいものである。

今年は友人のM君の入院にも付き合ってしまった。病院などとは余り親しくなりたくは無いが、徐々に付き合いが増えていくんだろうなぁ。
役所とか病院とか、組織というのは厄介なものである。

02/11/28
雑記

■ コメント


この記事へのコメントはありません


■ コメントの受付は終了しました。■