ホームページだとかペーパークラフトだとか、遊びで(それほど熱心にやってる訳じゃないから趣味とも言えないな)やってると、よく「気楽でいいなぁ」なんて言われる。確かに気楽にやってるんで目くじら立てて否定はしないが何時も気楽なわけじゃない。あまりしつこく言われるとだんだん腹が立ってくる。知人の某など、話をしていると最近は必ず口にする。確かに彼も仕事が無くて大変なので同情するが、こちらがよほど気楽に見えるらしい。
ウチだって売上はがた落ちだし零細企業の毎月の資金繰りは大変なんだ。こっちから見れば彼の方が好きな事をやって生活してるんだから余程気楽に見えるし、仕事が無くて生活できないならさっさとアルバイトでも何でもやればいいじゃないかと思ってしまう。
だから、彼から「気楽でいいなぁ」なんて言われると寅さんにバカにされるタコ社長のような気分になる。
タコ社長 「お前なんかに、お前なんかになぁ、中小企業の経営者の苦労は解らないんだ。」
と、泣きながら去っていく。
ここで映画なら、おいちゃんが「そうだ、今のはお前が悪い。」と、寅さんをいさめるんだが、某には言ってくれる人がいない。
もしこれを読んでたら気付いてくれよ、って、読んでるわけないな。
で、そこまでなら”いい加減にしてくれ”で済むんだが、その後に、「だから金貸して」となると論外である。
こちとらお前の何十倍も借入金があるんじゃ。利子だってキッチリ払わにゃならんのじゃい。あまり甘えないでくれ。