ゴジラの味噌汁

かげろう(!日記)
'!' は論理演算子 Not です。
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04年  04月 某日

■  すばる望遠鏡が惑星の生まれる現場を撮影。
昨日、書き忘れたネタ。すばる望遠鏡のホームページより
プレスリリース
すばる望遠鏡にCIAO(チャオ)というコロナグラフ撮像装置と大気のゆらぎをリアルタイムに補正する装置を組み合わせて、ぎょしゃ座AB星という出来立てホヤホヤの星の周りに広がる塵とガスを映し出した。
こんな映像を見られる日が来るとは思わなかった。何がすごいって恒星系を観測するコロナグラフですぜ。
コロナは太陽の周りにある薄い大気のようなもので日食の時だけ見える。そしてコロナグラフは望遠鏡の中にマスクを仕込んで人工的に日食状態を作っていつでもコロナを観測できるようにしたもの。
太陽はでかいから比較的容易なことは想像できるが、恒星は望遠鏡で見ても殆ど面積がない。この観測に使われたマスクはなんと1秒角ほどの大きさ。
うーん、それでも一秒が144天文単位に相当するのか。
太陽系に置き換えると冥王星の軌道がすっぽり納まってお釣りがくるな。この星が太陽より大きいことを差し引いても惑星そのものを写すのは難しいかも知れない。
だけど装置を改良していろんな星を観測したら、もしかして太陽系外の惑星を直接撮影できる日がくるかも。

04/04/21
科学・技術

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