ってことで、茨城まで行って参りました。
13日の深夜(ていうか14日の早朝)に出発したのだが真夜中に着いても仕方が無いし、お金も無いから高速道路を使わずに一般道だけで行ってみた。高速を使えばウチから2時間半ほどだが今回は4時間くらい掛かったが深夜なので都内も水戸街道も渋滞はないのでほとんどストレスはない。これなら次回から一般道でもいいかな。
着いたのは5時前で、もうすっかり明るくなっていたが鬱蒼とした林道はまだライト無しでは走れない。その林道も枝道になると張り出した草や木の枝を車のボディに擦りながら進んでいく。塗装の傷を気にするような人は入れない、そんなところなのだ。
それでも恵まれているのは荷物を置きっぱなしにできること。いたずらされると困るから一応シートを被せてあるが地元の人も滅多に入ってこないからキャンプ用品は置きっぱなしなので着替えと食料だけもって来れば済む。
到着草々ポリタンクを取り出し水を汲んでくる。次にタープを張る。一人で張るのは初めてだったので多少の不安はあったが案外一人でも簡単に張れるものなのだな。これでテーブルやらベッドやらをセットして落ち着く。
さすがに最近、徹夜は辛い。一杯やって途中で仕入れた弁当を食べたら寝てしまって、起きたのは午後。まあ今回はひとりでのんびりするつもりだから夜まで寝てもよかったんだけど、山の中の夜は思いっ切り長いからその前に少しは動いておかないとね。
またまた一杯やりながらそこいらを歩き回って笹や蔓を切ったり軽く土方をしたり。そして食事の支度。たいしたものは出来ないがとにかく鍋で飯を炊く。やっぱり数をこなさないと上手くは炊けないけど炊き立てなら結構上手いんだな、これが。
そんな具合で翌15日の午後、そろそろ撤収しようかと思っていた頃いきなりの土砂降り。新潟から福島にかけて大災害を起こした雨の余波というのは家に電話して知った。
去年も雨に降られた中で撤収したことがあったが、今回は一人である。一人でも片付ける量はさして変わらない。しかもあの時はテントは張ってあったがタープは無かった。
濡れたら持ち帰って干さなければならないがタープはテントよりかなりでかい。さて、どうしたモンかと様子を見ていたが止みそうに無いのでもう一日泊まることにした。夜中まで断続的に土砂降っていたが朝方には小降りになり、幸いなことに9時頃には急に晴れてきた。
さて、これには後日談もある。
今日、仕事で出かけたのだが、何も考えずに車を運転していてハッと気が付いたら明後日の方向へ走っていた。
「なぜワタシはここに居るの?」
全然別のお客さんの所へ向かって30分も走っていたのだ。ああ!
三日間誰とも会わなかったせいか、連休ボケか...