ゴジラの味噌汁

かげろう(!日記)
'!' は論理演算子 Not です。
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05年  03月 某日

■  入院 .5日目
03/20 (日) 曇 のち 晴

何もすることが無いのでタバコを中心に一日が回る。とうとう今日は一箱を超えてしまった。
あれ、隣のベッドの方ではないですか。やっぱり吸うんですね、ってことで急に仲良くなった。

この病院、変わってるのか何処もこうなりつつあるのか、大部屋なのに昼間でもカーテンを閉めっぱなしである。
勿論重症の患者は仕方が無いが、今まで入院したところは看護婦が勝手にカーテンを開けて行ったものだし、それが普通だと思っていたが、ここは開けていると逆に閉めようとする。「鬱陶しいから開けておいて」と断らなければならない。プライバシーを尊重するってことか。
大部屋なのに顔が見えないからあまり話しもしない。結果、部屋は静かである。患者がワイワイ騒いでいるよりは病院側の管理は楽だろうが、息が詰まる。
タバコを吸わないお向かいの方とはまだ挨拶するだけ。

同じようなことは看護婦のマスクにも言える。
マスクの着用率がすごく高いのである。特に患者と接するときには、ほぼ100パーセント着用。これは院内感染を予防するために仕方が無いのかもしれないが、表情が見えないんである。まるでイスラム教の国へ来たような錯覚に陥る。
別に看護婦に女性であることを求めて入院してるわけじゃないけど、多少不細工でもニッコリ笑えば癒されるのだよ。
患者と医者との距離は少し遠くても看護婦さんってその間にあってもっと身近な存在だったはずなんだけどなあ。顔を覚えられないから距離が埋まらない。

以前は患者のプライバシーがなくて院内感染も深刻だった。問題を解決しようと努力した結果が顔の見えない医療というのでは少し寂しい。

本日も点滴、2本。
腫れもかなり引いてきて口が開くようになった。

05/03/20
入院日記|雑記

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