東宝自衛隊といえば現実の自衛隊の装備をベースにSF的超兵器を加えた、怪獣映画ファンには特別な組織である。
タダの自衛隊ではない。
自衛隊が使っている現実の車両に目玉的なメカが加わって何ともリアルな世界が構築される。
その車両群を作ってしまったという。これは見たい。
作品の写真など撮ったことがないというトンズマさんに、無理にお願いして写真を撮って頂いた。
いやー、これが凄い。
「メーサー車」や「Aサイクル光線車」も圧巻だが、それを取り囲むトラック、戦車や照明車まである。これは本当に「東宝自衛隊」である。
こうなると私の要求もエスカレートして (^^; 今度は日記で紹介させて! となってしまった。これを秘匿しておくのはあまりにもったいない。
っというわけで、トンズマさんの承諾を得てここに写真の一部を掲載させて頂く。
まずは下の写真をクリック。
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これ、何が良いかといえば作り込みの加減が絶妙なんである。
メーサーとかAサイクルを見ると非常に細かく作りこんであるのが分かる。
だけど「頑張れば作れるんじゃないの?」と思わせるシンプルさも持っている。
私がペーパークラフトを始める前だからよく知らないのだけれど、かつてゼネラルプロダクツというメーカーから超精密なキットが出ていたらしい。だけど...これ、作りたいって思う人が何人いるだろう。(やっぱ作ってもらってなんぼだよなぁ。って、作りにくい作品ばかり公開してる私が言うのも何だけど)
これと比べるとトンズマさんの作品は精密さという点では多少歩が悪いけれど、作る労力と完成後の見栄えの比率(何ていうかコストパフォーマンスみたいな)では決して負けないと思う。
そして題材としては地味なため今まであまり造る人がいなかった旧式の大型トラックやジープなども、ここでは立派に役割を果たしている。簡単かもしれないけどたくさん無くちゃね。数は力なり。
次はF-86・セイバーを作られるそうである。うん、航空自衛隊だって重要だ。
願わくばいつか、ぽんぽん砲や61戦車も見たいです。
現在、トンズマさんはホームページをお持ちではないそうだけど、ぜひ開設して展開図を一般公開してほしいなぁ。
拝啓
メーサー光線銃は大きなパラボラアンテナのほうがいいです
かしこ