ゴジラの味噌汁

かげろう(!日記)
'!' は論理演算子 Not です。
「日記にあらず」と読んでください。

Category: 雑記

05年  03月 某日

■  入院 .2日目
03/17 (木) 曇 のち 雨

朝9時に一階で診察。午後3時から膿を出すために口の中を切開。ドレーンチューブ?を埋め込む。口の中を縫われたのは初めて。
歯茎に打つ麻酔の痛さを思い出した。
ドレーンから膿や血が出るので、うがいをするように言われたけれど、あまり出ないぞ。
他にルーティーンの抗生剤の点滴を2回。

05年  03月 某日

■  入院 .初日
03/16 (水) 晴

20年来付き合ってきた虫歯がまた痛みだした。時々思い出したように痛みだすんだが、暫くするといつの間にか痛くなくなっているので、つい放置していたのだ。今回もその口だろうと思っていたのだが、次第に腫れがひどくなって、とうとう左の頬だけ宍戸錠(以前の)みたいな顔になってしまったので覚悟を決めて近所の歯医者へ行った。レントゲンを見て曰く
「これは入院だねぇ。」
虫歯で入院?
第一、入院施設なんて無いでしょ、この病院、って思ったら車で約30分程の所にある総合病院の「口腔外科」って所を手配してくれた。
即日入院。

虫歯で入院なんて冗談みたいだけどホントの話。
もっと早く治療してればただの虫歯だったのにな。なんか凄い病名が書いてあるけど医者が達筆で(?)読めない。
「左頬部(蜂?)(富?)(織?)炎、左下顎骨顎炎」???
炎症が顎の骨まで達していて、手術が必要なんだそうである。もう少し遅くなると完全に骨がやられて4ヶ月くらいの入院が必要になるところだが、今なら一週間くらいで退院できるそうだ。良かったんだか悪かったんだか。
元々医者嫌いで、限界にならないと病院へ行かないからこうなる。
いつものパターン。
某友人によれば「そこまでほっといた根性をお褒めする」んだそうである。うん。

大部屋に空きが無いため、空きが出るまで個室に入院。
風呂と電話が付いて、なんかビジネスホテルに泊まってるみたいだ。それにしちゃ高価いけど。
食事はお粥。噛めないからしかたないけど、ちょっと物足りないな。

本日の治療は抗生剤2本と栄養剤(歯が痛くて満足に食えなかっただよ)の点滴だけ。
あとは痛み止めの錠剤をもらう。
担当の先生、タケシ軍団のつまみ枝豆がメガネをかけた様な顔だ。


ってわけで、病室で書いている。ただしネット環境は無いので退院後、まとめて更新する(予定)。

05年  02月 某日

■  伐採
弟が茨城の私設キャンプ場(?)にくるみの苗木を植えたいと云うので下準備に行ってきた。
2年前に拾ってきた胡桃の実を発芽させて4本ばかり育てていたのだが、狭い庭に置くのは限界に達したようだ。くるみは2本ないと実が付かないのだそうだが、移植に弱いので多めに植えるらしい。植え代えは来月だけど、場所を決めて光が当るように周りを整備するんである。

という訳で10日、午前中に仕事を切り上げて午後から出発して5時頃に到着。すぐに暗くなるので、さっさとテントを張って、車の荷物を降ろし、水を汲んでくる。ここまで約2時間。初日はもう適当にメシを食って寝るだけ。問題は寒さ対策。

20代の頃は天体写真の撮影と称して(上手く撮れたことは無いのだけれど)毎年数回は真冬の高地でキャンプしたものだが、今は冬用の装備は無い。何より体力がない。テントの中では風が入らないのでランタン一つでも火の気があれば暖かいのだが、消したとたんにジワッと冷え込んでくる。ポコポコに重ね着してシュラフも夏用を2枚重ねて潜り込む。オーバーズボンだけは買ったけどね。
そんな中、今回の大ヒットは「湯たんぽ」。ホカロンは身に付けてしまうと空気の通りが悪くなって意外と非力だったりする。といっても普通の湯たんぽ(最近はプラスティック製もホームセンターで見かけるけど、どうなんでしょ?)はシュラフの中では大きすぎるから、洋酒の空き瓶にお湯を入れてタオルで包んで輪ゴムで縛っただけ。これがメチャクチャ暖かい。着込んでいるせいもあって、始めは汗をかくほど。朝方でもほのかに暖かくてありがたい。先人の知恵であるなぁ。

11-12日は昼間から酒を飲みながらのんびりと作業。中二日有ると何かするにも気分的に楽だ。そうそう時間が取れないのが難だけど。
夏は木漏れ日しかないのだが、今回は天気にも恵まれた上に落葉しているのですごく明るい。冬は空がスコンと抜けてる。
弟が胡桃を植える場所を選定している間に私はトイレの穴掘り。山の中ではトイレなんか無いので毎回スコップを持って藪の中で適当に済ましていたのだが、少し深い穴を掘って仮設トイレにするんである。後は泥を撒いておけばすぐに分解してしまう。いっぱいになったら別の穴を掘るだけ。これで数年は使えるだろう。

そうこうしているうちに場所が決まったらしいので、周りの草や低木を切って日当たりを良くする。夏に日が当るように高い木の枝もチェーンソーでばっさり切り払う。切った枝はそこいらに転がしておいても良いのだけれど、苗木の邪魔になるので少し細かくする。枝といっても10メートル近くあるから重いし、広がって引っかかるから動かせないのだ。5メートル以上の所で枝分かれしている更に高い木は滑って登るに登れないので、可哀想だけど根元から切り倒さなくちゃならない。結局2本だけは切ることにした。

で、作業をしていて小鳥が周りを飛び跳ねているのに気が付いた。ほんの2-3メートルの所まで寄って来きて可愛い。帰ってきてから調べたのだが、「るりびたき」という鳥の雌らしい。餌付けしたわけでもないのにどうして逃げないのだろうと思ったが、人が歩くと落ち葉の下の虫が出てくるらしい。低木の枝に止って時々地面に降りて何か突付いている。夏には見られない光景だ。

夜はご飯を炊いて鍋にしようと思って材料を持ってきたんだけど、肝心の鍋を忘れた。仕方ないからフライパンで作る。ちょっと情け無いけど二人分くらいなら充分いける。テントの結露がすごいけど、これはお湯を沸かしただけでも同じ。残りは翌朝、おじやにする。

そして三日目。覚悟を決めて伐採。まずはシイノキ。まともに木を切り倒すのは未だ二回目、それも5年ぶりくらいだからちょっと怖い。倒す方向にクサビ形の切込みを入れてから反対側を切っていくのだけれど、ド素人だから低いところで切れない。どうしても切りやすい腰の高さになってしまう。もったいないけど材木にする訳じゃないから勘弁してね、ってなモンだ。それより切り口が傾いちゃうわ、上下にずれちゃうわで、もうギタギタ。地元の人が切り株を見たら大笑いされるな。
慣れれば倒れる瞬間は爽快なんだろうけど怖くて飛び退いちゃう。うーん、修行が必要だ。
一応木の無い方向へ倒すんだけど、広葉樹は枝が張っているので、どうしても引っ掛かってしまう。適当に枝を切り落として完了。幹は何かに使いたいけど重くて動かない。乾燥したらベンチにでもしようか。年輪を数えたら30本ほどだった。合掌。
1時間以上かかったけど、まあ順調。でも問題は2本目だった。

この木、何の木、気になる木。小学校の理科でも物理系は好きだったんだけど生物系は興味が無かったので、木や草、鳥や虫の名前がまるで分からない。この歳になって後悔するんである。多分イヌシデという木だと思うのだが、これが半端じゃなく硬い!
いくら切っても切れて行かない。そのうちチェーンオイル(チェーンの潤滑油が少しずつ出てくる構造なのです)が無くなって切り口が焦げてきた。
仕方がないのでオイルを補充して刃の目立てをする。目立て直後は多少切れて行くのだが、
数センチ切るとまた切れなくなる。3回目立てしてやっと倒れた...ら、方向が少しずれて2本の木の間にまともに挟まってしまった。ああ...。

横に倒れ掛かった木は上から切ると重みが掛かって刃が挟まっちゃうので、下から切り上げないといけない。これが辛い。高い位置で切ろうとすると力が入らないし、危ない。
先は根元より多少軟らかいが、それでも2回、目を立て直して大きな枝と幹を一ヶ所切り落としたがまだ落ちてこない。とうとう用意した予備のガソリンを使い切ってしまった。1リットルも有れば充分だと思ったけど、甘かった。ちょうど通路を塞いで邪魔だけど、誰も通らないから残りはこの次でいいや。(って事にするしかない)

最終日は撤収だけ。夜中に目が覚めちゃったので午前中は寝てた。片付けは設営の倍以上時間が掛かるけど、明るいうちに終われば良いのでうだうだと...ってやってると毎回暗くなっちゃうんだけどね。

ああ、体が痛い。

05/02/15
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04年  12月 某日

■  歳の瀬
今日は雪で仕事は休み。
本当は相模原へ修理に行く予定だったんだけど屋外で油圧の配管をばらさなきゃならないので濡れるとまずいのである。...というのは言い訳で、本音は「寒いんだもん」。それに、この時期になるとさすがに忙しくて、ここ2週間以上休みが無かったし。

でもって、この修理、お金は貰えないんだよなぁ。
2年ほど前に売ったクレーン車なんだけど、油が漏れるはずのない所から油漏れするのだ。
ちょっと専門的な話になるけど、油圧回路ってのはオイルタンクの油を油圧ポンプで加圧して操作バルブへ導く。このバルブを開いてシリンダーやら油圧モーターやらに高圧の油を送って装置を動かすのだが、操作をしないときは不要な油をタンクに戻して循環する仕組みになっている。
このバルブからタンクへ戻す配管は圧力は掛からないからメーカーや機種によって色々だが、高圧パイプなどは使わない事が多い。
この機種の場合、螺旋のスプリングを埋め込んだビニールホースを使っている。
通常これで問題ないのだが、これに亀裂が入ってじわじわと油が漏れてくるのだ。しかも、操作ミスでぶつけたとか引っ掛けたなら解るけど、奥のほうの外から力の掛からない所から。

常識的に考えればホースの製造ミス、もしくは部品の管理ミスって事なんだけど、大きいメーカーはなかなか認めない。ミスを認めても大抵は交換部品を支給するだけで、作業工賃は末端の販売店が泣くしかないってこと。(まぁ、これは小さいメーカーでも同じか。)

このクレーンは台車部分をトヨタ関連の会社で、愛知にあるU社が作ってタダノという大手クレーンメーカーの製品を載せている。石材関係にはU社が販売し、土木などの他業種はタダノが販売している。だからウチはU社から仕入れていてタダノとは直接の取引はないのだが、この「タダノ」のクレーンに欠陥があったとして大きく報道されたばかり。非常にタイミングか悪い。
欠陥があったのはこんな大型クレーンのステアリング関係だからウチで扱っているものは全く関係ないのだけど、お客さんにしたら自分の使っている機械のメーカーが欠陥品を出荷したのだから一緒なのである。
「こんな所、壊れるところじゃないぞ。こりゃ欠陥だな。」というわけだ。
報道だって機械の事なんか知らない記者が報道するから説明を聞いてもさっぱりわからない。色々な報道を総合してやっと推測できた程度である。私が解らないんだから素人に解るはずないよな。
その上タダノはリコールの申請はしたけど欠陥とは認めていない。まったくもって、なんだかなぁ。三菱自動車みたいになっても知らないぞ。

って事で今日休んじゃったから明日も仕事なのであった。大晦日は休みたいなぁ。

04/12/29
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04年  11月 某日

■  カマ掘られた?
仕事で立川まで行った帰り。
府中街道と甲州街道の交差点を過ぎたあたりで信号待ちをしていた。この道、渋滞すると滅茶苦茶時間が掛かるんだけど(特に競馬の日は最悪)今日は順調でラッキー、なにんて思ってたらいきなりカガン!というショック。一瞬何があったのか理解できなかったのだが、後ろの車が追突してきたのだ。

相手の男は「すいません、保険で賠償しますから」なんて言ってるけど私が乗っていたのは2トントラック。しかも建機の載せ降ろしをするためのブリッジを掛けられるように荷台の後部を補強してある。相手はライトバン。ボンネットが荷台の下に食い込んで、くの字に曲がっているがこちらは塗装に傷が付いただけ。

交通事故は双方なんらかの責任があって、どちらが何パーセントなんて事でもめたりするわけだが、追突の場合だけはぶつけられた方には何の責任も無いし実害も無いんでまあいいか、と立ち去ろうとも思ったけど、保険が必要なのは相手のほうじゃないか。
以前にも首都高の渋滞の中でゴツンとやられたことがあったけど、その時は相手もウインカーのレンズが割れた程度だったので問題にしなかったのだが、事故証明がないと保険は降りないから面倒だけど付き合ってやった。警察に連絡しても人身事故じゃないから若い警官が一人、自転車で来ただけ。夕方で忙しかったのか、交通課でもないらしくて、やたら手際が悪い。早く帰りたいのに50分もロスしちまったい。

それにしても相手のおっさん、何をポケっとしてたんだろうな。
赤信号で止まっててなんでいきなり発進するんだよ。
マニアル車だとギャを抜かずに止まっててクラッチを踏んでる足が緩んで急発進、なんて事も有り得るけど、オートマだろ。
品川の会社の営業らしいけど疲れてたのかなぁ。魔がさしたってやつか。私も疲れてると漫然と運転してることもあるよなぁ。
こんな程度で済んだからいいけど気を付けないと。今回は被害者の立場だけど次は加害者になってしまうかも知れない。他山の石であるよ。

04/11/04
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04年  10月 某日

■  雑記、少々
私の場合、元々通販で何かを買うという習慣が無かったためネットでも買い物って滅多にしないのだが、楠勝平作品の掲載されたガロの古本を5冊ほど購入。未読の「蛸」や「赤水」の後編、「毒」の再録された号など。これでガロに掲載された作品は単行本と合わせれば「仙丸」以外ほぼ読んだことになる。
今まで、ネットの古本屋さんを個別に探したりヤフーを探したりしても無かったのだが、楽天を探したら大量に見つかった。有る所には有るんですね。っていうか楽天って古書に強いのだな。知らなかった。
貸し本の「忍法秘話」もかなり充実してたけど、こっちは値段が...。これはまとめ買いは無理だ。懐に余裕があるときに少しずつ集めるしかないのがちょっと哀しい。♪みんな銭ずらよー。

先月の末から急にアクセスが増えて、1日1000ヒットなどというウチとしては異様な状態だったが、カウンターが10万を超えるのと機を同じくして急に平常に戻った。とあるネタニュース系のサイトでザルドスとガラモンが紹介されたのがきっかけで連鎖的にあちこちで紹介して頂いたらしい。リンク元を調べたら確認できたものだけでも30以上のサイトでリンクして頂いたようだ。ただ、これ、殆どがニュースや日記のブログなので流れるのも早い。一週間だけ人気サイトの気分。

それから黒鮫号。予告編だけ出して放置状態なんで遂に「早よせいや、ワレー(要旨)」というメールを頂戴してしまった。スミマセン。でも少しずつですが進んではいます。(あ、いや、7-8月は放置してました。汗)
ノズル類の曲線がなかなか気に入らなくて。寸法はだいぶ決まってきたんだけど、少しラインを変えると、また合わせ直しの繰り返しのジミーな作業なので報告することが無いのだが、結構いい線までは来てるのでもう暫らくしたら経過報告します。もっとも写真じゃ違いは殆ど判らないかも。

それはいいんだけど、今度はプリンターが不調。プリントする度に発色が微妙に、いや明らかに違うのだ。これは参ったぞ。今は試作段階なんで多少色が違っても問題ないけど、まとめるとパッチワークみたいなペーパークラフトになる。ヘッドギャップの調整をしたら幾らか良くなったけど完全には直らない。モニターを2台交換したばかりなのに(T_T)
何故か電気製品ってまとめて寿命がくるんだよなぁ。もう少し頑張れ、プリンター。

04/10/07
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04年  08月 某日

■  怪談・増上寺門前の溺死体
去年は夏が来ないで梅雨寒のまま、いきなり秋になってしまったが、今年は梅雨を飛ばして6月からの猛暑である。
あまりに蒸し暑さが続くので、寝苦しい夜のつれづれに、昔体験したこわーーーい話を一席。

私はかつてフリーターだった時期がある。一度就職したが一年ほどで退職して、その後の数年間、アルバイトで生活していたのだ。いろいろな仕事をしたが、その中でも吉野家でのアルバイトが一番長かった。途中バイクの事故で半年ほど中断した期間を挟んで足掛け2年以上やっただろうか。
場所は芝大門である。この店がまだあるかどうかは知らない。当時は東京に住んでいたのだが、今は近くまでは行っても第一京浜を通り過ぎてしまうのだ。

芝大門は山手線の浜松町駅から5分ほどのところで、増上寺の門前町であるが今はすっかりオフィス街になっている。
芝・増上寺は徳川家の菩提寺で、風水によって江戸の南を守るために建立されたとか。将軍の墓もあり、時代劇にもその名が時々登場する大きな寺である。

その参門の前の牛丼屋で夜10時から翌朝の8時まで一人で接客と清掃などの作業をする。
一人でやっていて1時間にだらだらと30人も入ると接客だけでなにも出来なくなる。ちなみに朝は100人/時なんてこともあったが、これはもう地獄である。
しかしオフィス街だから昼間は人も多いのだが夜になるとばったりひと気が無くなる。
終電を過ぎると一時間以上、一人の客も来ないなんてのもザラだったから、牛丼を売るというより深夜のメンテナンスをしていたようなモノだ。もっとも、そういう事情は店によってかなり違うが。

そんな、ある夏の暑い夜。
さして客も来ないので、近くの自販機で買った午後の紅茶(私は缶コーヒーが苦手である)を飲みながら、一服したら作業を始めようか、などと考えていると来客が。
「いらっしゃいませ!」と元気な声で静寂を破ると客の対応である。そして牛丼を出し終わると次の客が。
なぜかその時に限って次々に来客があった。急に客が増えると対応が大変である。もう、たいして入客も無いだろうと思っていたので準備をしていなかったのだ。その上メンテ作業が遅れるから気分も少々あせってくる。電車はとっくに止まってるのに何でだよう、などと思いながらも必死で40人/時のペースの接客をしていた。
そしてまた、ぱったりと客足が途絶えた。いつものペースに戻ったのだ。
店内に客がいなくなると静寂が戻る。外はひとっこ一人いない深夜のビル街である。
ああ、これで作業が出来る。ほっとしてカウンターの陰の席に腰を降ろすと紅茶が残っていた。
そうだ、休憩の途中だったんじゃないか。一人だとこんな事はよくある。適当に暇を見計らって休まないと休めないんである。
さて、作業が遅れてる。気を取り直してさっさとやらなければと、残りの紅茶を一気に飲み干した。

っと、舌に  "ザラリ"   とした感触。
そしてセロファンを口に入れたような パリパリ とした感じもする。

グェ!
缶入りの紅茶を飲んだはずなのに何なんだ、これは!。
訳が解らないが本能的に恐怖を感じた私は口の中の物を厨房の白いタイル床の上に吐き出した。

そこに現れたのは
紅茶の中で溺死してダラリと羽を拡げた ゴキブリの死骸 であった。
ザラリとしたのはゴキブリの足、パリパリしたのは羽だったのだ。

あれから20年以上。今でもあの舌の上の ザラリ パリパリ とした感覚ははっきりと覚えている。

ねっ、恐いでしょ (^−^)

04/08/05
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04年  08月 某日

■  きゃらくたー・でぃすぷれい(死語)
専らネットやお絵かきに使ってる Dos/Vパソコンのモニターが壊れたのはつい6月のこと。
その時、「仕事で使ってるモニターの方はもっと古いのに何ともない」なんて書いたのが間違いの元。新しいのが先に壊れたなんて聞いたから気力の糸が切れたのか、こちらも突然逝ってしまった。参った。電気製品ってのは何か一つ壊れると立て続けに壊れるんだ。
まあ、そんなもんである。

電源は入るのだが何も写らない。揺らしたり叩いたりするといきなりパッと写るんだけど2-3分すると急に画面が暗くなってまた写らなくなる。
これじゃあ仕事に支障が出る、ってんで急遽購入することにした。
で、このモニターの繋がってるパソコンはシャープ製のX68000 Compact XVIという基本設計が20年近く前の骨董品なんである(実はこれ、2台目のX68だったりする)。当然ウィンドウズなんて影も形も無い時代だから画面の解像度は最大でも768*512ドットしか表示できない。液晶モニターも繋げるけど解像度を落とすとボケるのが判ったのでこれはもうCRTのままにするしかないでしょ。それにスペースの関係もあるから今までと同じ15インチにする。そんなわけで近所の量販店に行って唖然。

CRTディスプレイが無い!

液晶モニターばかりなのである。
えぇーーーー、ついこの前まで15インチモニターなんて投売りしてたじゃないか。
...うーん、投売りしたから無くなったのか。6月にモニターを買ったときは初めから液晶にしようと決めていたからCRTが無いのも気が付かなかったんだ。
しかたがないのでもう少し足を伸ばしてパソコン専門の量販店に行ったがやっぱり無い。取り寄せに2−3日かかるという。だけど仕事で毎日使ってるんで出来ればすぐに欲しいのでもう一軒回ってみることにする。そこに無ければ待つしかないと思ってダメ元で行ったのだが、3軒目でやっと有った、1機種だけ。

税込み1万と800円。確かに安い。
安い商品を売って同じ利益を出すなら沢山売らなくちゃならないけど少しばかり安いからって今更CRTを買おうって人はあまりいないんだろうな。私だって上記の理由が無ければ液晶を買っただろう。安くて売れない上に保管場所は液晶の倍以上食う。売る側からすれば在庫したくないのは当然だわな。
もう、そういう時代なのだ。

で、今回は何とか乗り切ったが、次は本体かハードディスクか。
そろそろ真剣に今後の対応を考えなくちゃならない時期が迫ってきたなぁ。

04/08/03
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04年  08月 某日

■  取り締まり
国道16号線の相模原警察の前でシートベルトの取り締まり。
夕方の渋滞の中で旗を振って警察の駐車場へ誘導してた。
はい、捕まりましたです、ワタクシも。

行きはやってたんだよ、シートベルト。で、炎天下での仕事が終わって、さあ、やっと帰れるってんでほっとして忘れちゃうんだよね。思い出しても渋滞してるからまあいいや、動き出したらやろう、なんてね。
んでもって、取り締まる方も心得てて、そういう時間帯を狙ってるんでしょうな。それに真昼間の暑いときは自分達も辛いだろうし。(雨の日や死にそうに暑い中で取り締まってるのを見たこと無いぞ。)

ルールを守らなかった私が悪うございました。言い訳しても始まらないから無言で免許証だけ差し出す。警官も事務的に切符を切っておしまい。腹が立つからそのままシートベルトをしないで立ち去っても何も言わない。ノルマだけこなせばいいんだろう。もう切符は切っちゃったんだからさ。

シートベルトでは2−3年に1回は必ず御用になってるので「ゴールド免許」なんて縁が無い。他の違反では幸い捕まってないけど。
こういう警察の方々の地道な教育でアホなドライバーも少しずつお利口になっていくんだなぁ。ただ私のようなものぐさは性格から直さなくちゃならないから費用対効果が問題かもしれない。そんな奴は運転するなといわれればそれまでだけど。

04/08/02
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04年  07月 某日

■  せみ

今日の午後、庭で見つけたせみの幼虫。
土の上にひっくり返って蟻がたかっていたので死んでいるのかと思ったら足を動かしていた。羽化に失敗したんだろう。
草の中に置いてやったら自分でここまで這い上がってきた。

でも早朝のタイミングを逃すともう羽化は出来ないだろう。日にさらされて殻が硬くなってしまったのだ。
生きているのに古い自分の殻の中でもがいている。やがてその中で死んでいくのだろう。
何とも象徴的で哀れだ。

04/07/18
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