ゴジラの味噌汁

かげろう(!日記)
'!' は論理演算子 Not です。
「日記にあらず」と読んでください。

Category: 雑記

04年  07月 某日

■  ひとりでキャンプ
石屋さん相手の仕事をしているとお盆前は忙しいがお盆になると暇になる。ただし街では7月だが少し田舎に行くと旧暦でやる所が多いので平年ならまだ忙しい時期なんだけど、今年はばったり仕事が途絶えてしまった。
それならいっそ休んじゃえ、って事で急遽一人でキャンプに出かけた。自営業の気楽さでもある。(誤解なきように言っておくが忙しければ日曜だって休めないのは諸兄と同じですよ。特に平日を休みにしてる石屋さんも多いから尚更。)

ってことで、茨城まで行って参りました。
13日の深夜(ていうか14日の早朝)に出発したのだが真夜中に着いても仕方が無いし、お金も無いから高速道路を使わずに一般道だけで行ってみた。高速を使えばウチから2時間半ほどだが今回は4時間くらい掛かったが深夜なので都内も水戸街道も渋滞はないのでほとんどストレスはない。これなら次回から一般道でもいいかな。

着いたのは5時前で、もうすっかり明るくなっていたが鬱蒼とした林道はまだライト無しでは走れない。その林道も枝道になると張り出した草や木の枝を車のボディに擦りながら進んでいく。塗装の傷を気にするような人は入れない、そんなところなのだ。
それでも恵まれているのは荷物を置きっぱなしにできること。いたずらされると困るから一応シートを被せてあるが地元の人も滅多に入ってこないからキャンプ用品は置きっぱなしなので着替えと食料だけもって来れば済む。

到着草々ポリタンクを取り出し水を汲んでくる。次にタープを張る。一人で張るのは初めてだったので多少の不安はあったが案外一人でも簡単に張れるものなのだな。これでテーブルやらベッドやらをセットして落ち着く。
さすがに最近、徹夜は辛い。一杯やって途中で仕入れた弁当を食べたら寝てしまって、起きたのは午後。まあ今回はひとりでのんびりするつもりだから夜まで寝てもよかったんだけど、山の中の夜は思いっ切り長いからその前に少しは動いておかないとね。
またまた一杯やりながらそこいらを歩き回って笹や蔓を切ったり軽く土方をしたり。そして食事の支度。たいしたものは出来ないがとにかく鍋で飯を炊く。やっぱり数をこなさないと上手くは炊けないけど炊き立てなら結構上手いんだな、これが。


そんな具合で翌15日の午後、そろそろ撤収しようかと思っていた頃いきなりの土砂降り。新潟から福島にかけて大災害を起こした雨の余波というのは家に電話して知った。
去年も雨に降られた中で撤収したことがあったが、今回は一人である。一人でも片付ける量はさして変わらない。しかもあの時はテントは張ってあったがタープは無かった。
濡れたら持ち帰って干さなければならないがタープはテントよりかなりでかい。さて、どうしたモンかと様子を見ていたが止みそうに無いのでもう一日泊まることにした。夜中まで断続的に土砂降っていたが朝方には小降りになり、幸いなことに9時頃には急に晴れてきた。



タープの裾をたくし上げて乾かすの図

このチャンスを逃すまじ!
裾の泥ハネを洗い流してから必死に水滴を拭き取り一気に乾かす。雨上がりでまだ湿気が高いが水滴さえなければ化繊だから2-3時間で乾く。昼頃にはまた曇ってきたのであわてて撤収。結局夕方からまた降ったのだが、すべて片付け終わった後にのんびりして渋滞をさけて夜に帰宅した。
結局3連休になってしまった。

さて、これには後日談もある。
今日、仕事で出かけたのだが、何も考えずに車を運転していてハッと気が付いたら明後日の方向へ走っていた。
「なぜワタシはここに居るの?」

全然別のお客さんの所へ向かって30分も走っていたのだ。ああ!
三日間誰とも会わなかったせいか、連休ボケか...

04/07/17
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04年  07月 某日

■  ぞろめ
ふとカウンターを見たら 77777 のぞろ目だった。
わはは、自分でキリ番をゲットしてしまった。

04/07/04
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04年  06月 某日

■  モデラー
いつも閑散としているウチの掲示板で異様に盛り上がったネタの中でごじらさんの発言
「昔の漫画に設計図を入れると完成品が出てくる機械が有ったが、いまは「モデラー」(商品名)を使えば同じ事が出来る(要旨)」
に関連して、ちょっと思いついたので書いてみる。

多軸制御のNC切削機ってのは金型加工用には随分前から有ったんだけど、これの凄いのは驚異的な価格の低さ。削る材料をブラスティックとアルミくらいの軟らかいものに絞ったから実現できたと言っていい。
モデラー(こちらは模型を趣味としている人)にとっては垂涎の的だが、しかし、いくら安いったって実売価格で30万近くするものを、おいそれと買えやしない。せめて10万以下じゃないと趣味のためだけに買う人は少ないと思う。

だけど振り返って私がパソコンをはじめた頃(まだ「マイコン」という言葉と同居してた頃だから20年以上前だけど)はプリンターも30万以上していて、とても手が出る代物じゃなかった。それが今は1万以下でも買えるようになったし、当時のプリンターとは比べ物にならないくらい性能もよい。(当時はキャラクタープリンターといって、勿論モノクロだし英数字とせいぜい半角カタカナしか打てなかった。)
最近、3万円台で手に入る(紙の)カッティングマシンが出てペーパークラフトファンの間で話題になってるけど、これだって以前はデザイン関係のプロが使う一台100万もするような機械しか無かった。(うーー、これ欲しいけど今貧乏だからなぁ)

自動切削機だって安ければ一般の需要はあるんじゃないだろうか。たとえば、、、何でもいいや、たとえばマウスの形が手にしっくり来ない。たとえば電話のデザインが気に入らないってとき、これがあれば中のメカだけ買ってきて外形は自分の好きなデザインで作り直す。工作好きなら絶対やりたくなるはずだ。模型って言うと男の専売特許みたいだけどクラフトまで広げれは女性も欲しがるだろう。いろんなアクセサリーも思いのまま。

一家に一台とは言わなくても10軒に1軒でも「モデラー」のような機械が普及したらどんな世界が広がるんだろうか。
いま、私はネットでペーパークラフトの型紙を配信してるわけだが、これもプリンターが普及してなかったら意味の無いことだ。かつては印刷屋さん(プロ)しか出来なかったことが誰でも出来るようになった。
これが普及したらネットでマウスや携帯や、身の回りのアクセサリーのデザインデータを配信するサイトもできるなぁ。いや、個人でオリジナル・プラモデルのデータを作って配信する強者も現れるに違いない。
おっと、そうなると既成のプラモデルをスキャンして配信するアホも出てくるかもしれない。音楽やビデオ並の保護が必要になるんじゃないか。

、、、なんてね。妄想を膨らめてみました。
いや、実現の可能性は高いぞ。

04/06/04
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04年  05月 某日

■  不渡り
ウチのお客さんである石屋さんっていうのは結構堅いところが多くて、昔からあまり景気に左右されないと云われていた。
6-7年前の景気がじわじわと下降していた頃は仕入先の体力の無い機械メーカーがばたばたと倒産して売るモノが無くなるような状態になったけど、石屋さんは「暇だぁ」とは言いながら何とか持ちこたえていた。
しかし、こう不景気が長引くとさすがに下請けの職人さんなんかは廃業や転職する人が増えてきたし、店を構えていても、倒産したとかいう話もぽちぽち耳にするようになってきた。
去年も売掛を回収した数ヵ月後に倒産した会社があった。ぎりぎりセーフ。

で、先日、結構大手の会社が一回目の不渡りを出したそうである。
本社周辺にはダークスーツで強面のオニーサンが大勢うろついていたらしい。
去年あたりからとかくの噂はあったのだけれど匿名(笑)のタレコミが有ったので、やばいと思って、そ知らぬ振りで「集金に伺いたいのですが。」と電話をしたら「不渡りを出したので支払えないんですよ。」と先制されてしまった。
決済できるあての無い小切手を振り出して不渡りを出すより、ある意味で良心的なんだろうが、見方によっては開き直りである。ねばって交渉してみたけど会社の整理中だから来月にならないと何も判らないとの事。つまり月末に倒産するって事?
ウチの売掛なんて相手にとってはほんのはした金なんだけど、そうなったら優先順位は一番下だろうから、とても回収できそうにない。手間は泣くとしてもせめて原価だけは何とかしてョって気分である。

すったもんだの挙句諦めかけた頃、関連会社から「支払いますから来てください。」との電話。ウチで収めた機械を実質的に使っている子会社なんだけど、業務を続けるなら後のメンテナンスはウチに頼むしかないからなんだろう。特殊な機械なんで何処でも修理できるわけでもないというのは強味ではある。ラッキー!

この会社、岩下志摩主演の(お墓をテーマにした)某映画のロケに使われたような大きな霊園の開発まで手掛ける、業界では大きい会社なんだけどなぁ。
世の中、景気は上向いていると言われるけど末端は未だまだどん底である。
衣食が足りないとお墓なんて建てる余裕はない。石屋さんが潤わなければウチまで回って来ない。末端の末端まで水が流れてくるのは何時の事だろう。

04/05/26
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04年  05月 某日

■  バースト
風の強かった昨日。東京湾アクアラインで千葉へ行った。
少し前に千葉へ行ったときも風が強くて、このときは通行止めになっていたので止む無く湾岸で行ったのだか今回は辛うじて50キロの速度制限で通れた。

ご存知のようにアクアラインは川崎側が海底トンネルになっていて途中で海上に出て木更津側は橋になっている。海の上の橋なのでまともに横風を受けるからトンネルを抜けたとたんに煽られてハンドルを取られる。
風速18メートル。吹流しが水平に泳いでる。乗用車以上にトラックは風を受けるからさすがにスピードを落とす。
木更津の料金所まであと少しの処で パァン! という凄い音がして車体が左に傾く。急ブレーキは禁物なのでゆっくりと左に寄せて止める。ホイールが舗装にかじるガリガリといういやな感触。

風に押されて開かないドアを思い切り押し開け外に出てタイヤを見るとパンクのレベルじゃなくて殆どバーストである。中のワイヤーメッシュが思いっきり飛び出して危ない。1.5t以上の荷物を積んでいたとはいえスピードはせいぜい5、60キロでこんなになるものだろうか。まあ、それでも規制でゆっくり走っていたのが幸い、もし100キロで走ってる時だったらと思うとぞっとする。

まいったなぁ、こんな所でタイヤ交換かよ。大体スペアタイヤの空気圧は大丈夫なのか?って、これは幸い抜けてなかった。お客さんには(機械の)整備をちゃんとやってください、なんて言いながら自分の乗る車の手入れなんかしたことがないが、とにかく直さなくちゃお客さんが待ってる。



アクアラインでバンク修理の図。
公団のパトロールもやってきたけど ♪見てるだけー


立っているとよたよたするような強風の高速道路上。横を見れば遥か下に白波が。風に煽られて落ちたらまだ冷たそう。
機械屋だからとてクルマは専門外。建機の修理とは勝手が違う。ましてこのトラックのタイヤ交換は初めてである。まずジャッキをどこに架けるかも分からないので説明書を引っ張り出して見たけど図が分かりにくい。いろいろやってみて判ったのは完全にホイールが地面に付いちゃって隙間が無いから付属のジャッキが入らないのだ。
ヲイヲイ、直しようがないじゃないか!
プロはフロアジャッキを使うから問題ないのだろうがそんな物持って来てないよ。一瞬、荷台のクレーンを降ろして吊り上げようかと考えたけど、たまたま荷台に太い木の欠片があったので一度別の場所にジャッキを架け、車軸の下に木を置いて少し持ち上げた状態でジャッキを架け直した。だけど、何も無ければ付属工具じゃタイヤ交換もできないぞ!
ちなみにトラックの左側のホイールの取り付けは逆ネジらしい。初めての時は知らずにえらくてこずってしまったが今回は大丈夫だった。結局40分のロス。

スペアがないと恐いので今日、タイヤを交換した。心配したホイールは大丈夫だったが古タイヤの処分代と交換の手間も含めて約2万円の出費でありました。
この道は鬼門か?

04/05/19
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04年  03月 某日

■  大根の花
確定申告終了。
毎年の事ながらこれが済むとほっとする。「明日できることは明日やる」というポリシーで生きて来たから明日は無いぞって所に来ないとやらないからなぁ。

で、この写真。台所の隅で忘れられた大根に花が咲いた。(ホントだって!画像をクリック。)
日に当たらず葉っぱも青白くて可愛そうなので外で日光浴をさせた。
さて、後はどうしよう。もう食べられないし。
(追記 (03/25) 前記の大根の花、庭の隅に埋めたらまだ咲いてる。根付いたんだろうか。)


おっと、高橋尚子、落選ですか。これも毎度の事だけど、また物議を醸しそうだな。

04/03/15
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04年  03月 某日

■  通行止
本日は(正確には昨日か)久々に仕事で千葉の君津まで。
バブルの頃は首都高、京葉道路、国道16号線ってコースで、しかも大渋滞してたから横浜の僻地から6時間もかかったことも有った。
今はアクアライン(東京湾横断道路)が出来て、しかも不景気で車が少ないから(いや、アクアラインは何時でも車なんて走ってないけど他の道が)1時間ちょっとで行けるようになった。
ところがこんな日に限って強風で通行止めだ。どうせなら全部トンネルにしちゃえばいいのに3分の1ばかりが橋になってるから風が強いとよく通行止めになる。橋脚で潮の流れが変わって環境破壊になるなんて議論があったのに強引に橋にしたのは観光の為だけなんだろうか。

話はそれるけど京葉道路と首都高湾岸線はずっと平行して走っているのに相互に乗り入れが出来ない。例えば横浜から船橋辺りへ行こうとすると一度箱崎経由で京葉道路に乗るか湾岸線で習志野まで行って戻らなければならないんだ。せめて小松川で中央環状線との乗り継ぎが出来ればと思うんだけど。立体交差になってるんだからインターチェンジを作るだけでいいのに、縦割り行政のせいか官僚主義のせいか。どっちにしても使う側の事なんか全然考えてないのにハラが立つ。(土地勘のない方には分かり難い話ですみません。)

とにかく通行止めじゃしょうがないから首都高、京葉、そして最近出来た館山自動車道を通って2時間程で到着。殆ど渋滞もなく、16号も通らずに済むようになったので以外に早い。
問題は帰り。夕方の渋滞を覚悟して、それでも出来るだけ早く帰路に着いたんだけど30分程走って渋滞に突っ込んだ頃「アクアラインの通行止めは解除されたヨ」だと?
此処まで来ちゃったらもう引き返せない。解除されそうならもっと早く言ってくれよ。
本来ならとっくに帰り着いてるはずの時間に渋滞の中をとろとろ走ってると何倍も疲れる。帰りは結局3時間かかった。ぐったり。

それから話は変わって、今使ってるサーバーのレンタル業者が買収されたらしい。一ユーザーとしては同じサービスを続けてくれれは何の不満も無いんだけど、買収した方の会社はあまり評判が良くないようで、2ちゃんねるの関連スレッドはプチ祭り状態。以前使ってた業者が買収されて無くなっちゃったから今の所へ来た訳で、まだ半年しか経ってないし、あんまり引越しばかりしたくないから様子見である。いっそ自前のドメインでも取っちゃうか、なんてね。

決算処理も大分目途が立った。と言ってももう時間が無い。最後の追い込み中。こんな愚痴ばかり書いてて間に合うのか?

04/03/12
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04年  01月 某日

■  老犬
去年の暮に飛び込んだ大修理のアオリで大晦日まで仕事をして三箇日は掃除や宴会年始廻りだの人並みに初詣だのでバタバタ。そして5日から仕事の続きで連休も休みなし。普段うだうだと仕事をしてるからイカンのだが、もう少し続きそうである。

で、仕事で出かけたとき。
弁当を買って遅い昼を食べようと道の広い所にトラックを止めた。ふと見ると大きな犬がこちらを見ている。
犬とはいえ飯を食ってるのをじっと見られるのは嫌だなぁ、なんて思いながらごそごそと弁当を開けているとドアの横まで来て上を見上げてるじゃないか。あれ、繋がってないの?今時珍しい。
雑種だけどちゃんと首輪をして鑑札も付いてるから野良犬じゃない。イカツイ顔をしてるが人懐こくて大人しそうだ。それにかなり高齢のようである。
寄って来るのは可愛いんだが構ってる暇はない。早く次の場所へ行かないと日が暮れちゃうので急いで飯を掻っ込んでいると、ドアの横でお座りをして見上げている。なんだか不恰好なビクターの犬(例えが古いか?)みたいだ。
道端で車を止めて弁当を食べてても気に止める人はいないがドアの横で でかい犬がお座りをしていれば別である。通行人が何かと思って車の中を覗きながら通っていく。ヒャ、恥ずかしい。笑われてしまった。
仕方がないので「あっちへ行け」とフライのかけらを放ると、のそのそ食べに行き、パクリと食べて暫くあたりの臭いを嗅いでいたがいつの間にかまたドアの下に座っている。そんなに沢山やれないよ。
考えて見るとその道路でトラックを止めて休めるような所はそこしかない。時々同じ場所で休んでる車がいて、何か貰えるんで寄って来るんだろう。結局そこを立ち去るまでずっとドアの下に座って見送ってくれた。
忙中閑有。また犬を飼いたくなったなごみのひと時。
おーい、一人で出歩いて保健所に捕まるなよ、午前中には同じ道の反対側で警察が新年早々ネズミ捕りをやってたんだからな(って、捕まるなよ>オレ)。

その新年早々にカウンターが5万を超えたようである。
これも見に来て頂いた皆様のおかげです。ありがとうございました。

と言っておいて何だけどウチのカウンターは3代目で数字だけは前から引き継いでいるがカウントの仕方がみな違うのでこの5万と言う数字にあまり意味はない。
カウンターを自分で作ってよく解ったんだがカウントの仕方によっては今の2〜3倍、厳しくすれば半分以下になるのだ。要はどこまでを1カウントとして記録するかの判断の問題だ。
ホームページを作り始めてほぼ2年。まあ、一つの区切りではあるかな。

04/01/13
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03年  12月 某日

■  大修理
仕事の方も12月になってさすがに少しは忙しくなって来た所に面倒な大修理が2件重なった。
一つは石材用のクレーン車。トラックで運搬中にロープを掛けなかったので荷台から落してグチャグチャになった上にガソリンに引火してエンジン周りが丸燃えになっている。それでも怪我人が無かっただけ幸いである。

普通ならメーカーに送り返して直してもらうレベルの大修理だがこの不況でメーカーが潰れちゃってるのでウチで何とかしなくちゃならない。メーカーが無くなって何が困るかといえば部品が手に入らなくなることだ。一部の部品は図面を描いて鉄工所に特注で作ってもらうしかない。それでも現物合わせだから修正が大変である。年内に片付くのだろうか。

もう一つは建柱車といって電柱を立てるときに使うクレーンにアースオーガーという穴掘り用のドリルの親分が付いている機械。
普通の建柱車は大手のメーカーがトラックを改造して作っているのだが、ウチで扱っているのは小さなクローラー(キャタピラ)で走る特殊な機械で車が入らないような狭いところで使うごく小型のものなのだ。
これのトランスミッションが壊れて舵が切れない。分解しないと判らないが多分ギャかベアリングが割れているのだと思う。
実はこの機械、少し前にミッションが壊れて修理したばかりなのだ。2回使っただけで同じところが壊れた。部品のひび割れでも見逃したのだろうか。金属の小さな割れは目視では見付けにくいので危なそうな部品は念のために交換したはずなのに。

とすると修理代も貰いにくいなぁ。ミッションの修理は載せ降ろしだけでも大変なのだ。(余談だがこのミッションを作っているのは戦車の部品や銃器も作っている大会社なのだが、それに比べると少量生産で採算が合わないので生産を中止しちゃったのでこれも部品が入りにくくなっている。困ったものだ。)
その間にも小さな修理が入るから年末になるとスケジュールの調整が厳しくなる。お客さんだって年内に仕事を片付けたいだろうから。

これが新車がガンガン売れて忙しいならまだ励みにもなるんだけど。かつては年末なんかは税金対策で機械を買い換えるなんて人もいたけど最近はそんな景気のいい話はとんと聞かない。貧乏暇無し状態になってきた。

JAXAは火星探査機「のぞみ」の火星軌道への投入を断念。
JAXA「宇宙ニュース」
先日のH2−A6の失敗は爆発ボルトが原因ではなくブースターの異常燃焼で点火用の信号ケーブルが焼き切れたもよう。うーん、まだ幾らか救いがあるのか?。
自衛隊のイラク派遣も秒読み段階になってきた。
装甲車で移動するとか、輸送機がフレアーをぶっ放しながら着陸する場所って...戦場じゃないんですかね。

03/12/10
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03年  12月 某日

■  まとめて
このページをチェックして頂いている極少数の殊勝な方々、一ヶ月のご無沙汰でありました。
結局11月は一度も更新しなかった。その間色々あったが考えがまとまらなくてなにも書けなかった。<と、言い訳してみる。
まあ何時もの怠け癖が出ただけなんだが。

で、先月あった事。
友人Aと15年ぶりの再会。ある日突然郷里の秋田に帰っちゃって音信不通になっていたのだが、また突然電話が掛かって来て(声ですぐ判った。結構覚えてるものだ)所要で東京へ出て来ると云う。都内で合って飲んだ訳だが、全く変ってなかった。
この歳になって昔の友人に合うとその変貌に驚く事も多いが昨日会ったばかりのような顔が現れた。これからも時々は連絡よこせよ。

それからチョット前に書いた茨城の山の中に物置を作る下準備。つまり場所を確保するための土方だ。殆んどが斜面なんで先ず平な場所を確保しなくちゃならない。さすがにこの時期のキャンプは寒かった。
もう少し厚手のシュラフを用意しないとダメか。

良い出来事はこれくらいかな。後は悪い事ばかり。
これも20年来の友人Bの生活に深刻な変化。プライベートな事だし自分の事でもないのでネットで細かく書けないけど、友人のピンチに何の手助けも出来ないのが歯がゆい。電話越しの沈んだ声にこちらも少し落ち込んだ。
その上別の友人Cも諸般の事情で引越さなけりゃならないらしい。年内になるか年明けになるか、こちらは比較的近いので当日の手伝いくらいは出来るだろう。

実生活以外では...選挙があったな。でも何も変らない。
それからホームページ関係ではサーバーの詳細なアクセスログが公開されて解析が出来るようになった。
だけどアパッチの吐き出すログなんて詳細すぎて何がなんだか解らない。アクセス解析だって企業サイトじゃないから必要ないよ。今まで自前で取ってた簡単なログで充分、と思ってたら特定の画像ファイルへのアクセス要求が異様に多い。小さなファイルなのに全転送量の2割近くになる。
うわぁ、画像への直リンはマナー違反ですよ。>Civiさん
消しちゃうわけにもいかないのでサイト内ではファイル名を変えて直リンされてる画像はうんと軽いものに差し替えた。
なるほど、こんな事もわかるのであるな。

それから気になったニュースは
”元”ハンセン病患者の宿泊をホテルが拒否。この期に及んでまだやるか?
以前ラジオか何かで、平壌へ旅行した人が言ってた言葉を思い出した。
「市内で一人の障害者も見なかった」
こんな事をしてるといまに日本もそんな国になるぞ。

もう一つ、H-2Aロケット打ち上げ失敗。
直前のトラブルで何度も延期したあげく爆発ボルトが点火しなかったって...
これって技術力だけじゃなくて、どこか開発体制の根本的なところがおかしくなってるんじゃなかろうか。
山之内さんが記者団の前で頭を下げる姿なんか見たくない。(T_T)

03/12/01
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