ゴジラの味噌汁

かげろう(!日記)
'!' は論理演算子 Not です。
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03年  04月 某日

■  マザーボード交換
いいかげんパソコンが古くなったので買い換えたかったんだけどお金が無いので買い換えられない。
今は10万も出せばそこそこの物が売ってるんだけど先に必要なものもあるし、とりあえず間に合ってるからどうしてもプライオリティーが低くなる。しょうがないからマザーボードの交換でお茶を濁した。ボードとCPU、それにメモリーを増設して2万弱である。
いや、別に性能に不満があったわけじゃない。昔の8ビットの時代からすれば夢のような高性能だし普通の使い方をしてれば問題は無いんだけど、基本的に古いんで新しいソフトやハードとの相性が良くない。タダでさえ不安定なWinがやたらとおかしくなる。
いきなりブルースクリーンになったりきちんと終了できなかったり、ある日突然CDにアクセス出来なくなってシステムをインストールし直さなければならなくなったり。(使わない機能ばかり増やさないでもっと基本をしっかり作れよ>ゲイツ。)
よくある事ではあるが程度の問題だ。三ヶ月に一度ウィンドウズを入れ直すってのはまともじゃない。去年はそれでミスってハードディスクを飛ばしてしまった。
とにかくこれで安定してくれればいいんだが。これで当初からのパーツはケースとFDDだけになった。
かくて新しいマザーボードの性能はクロックが5倍、メモリーが1.6倍になったわけだが期待どうり、ってゆーか期待してなかったとうりって言うべきか、I/Oに足を引っ張られるので体感的には殆ど変らない。いくらかストレスが軽減されるかなって言う程度だ。
私見だがパソコンでメールとオフィスくらいしか使わない人はクロック100MHzも有れば十分じゃないかと思う。今のパソコンは不必要に高性能すぎるしソフトがそれに頼り切っちゃってるのもなんだかなぁ。「便所の100W」って言葉を思い出す。まあゲームとか3Dグラフィックとかやるなら話は別だが個人的にはせいぜいペイントソフト止まりである。(でもフォトショップの資源バカ食いと不安定さは何とかして欲しい。だからブラシ以外は使わないけど。)

で、今回の「プロジェクトX」はトロンOS。真っ黒ソフト(Copyright祝一平)は始めから好きじゃないけど坂村ケンちゃんもなぁ。番組では真っ黒ソフトの圧力(だけ)で失敗したみたいに描かれてたけどBトロンが失敗したのはそれだけじゃないと思うぞ。
それでもIトロンが普及したのは組み込み用って着目点が良かったから他にたいした競争相手が無かったのと日本の産業構造に合ったからだ。
大体お上の力を借りて0Sを押し付けるってやり方がおかしい。もし日本だけでトロンが普及しても結局PC98の二の舞になったはずだ。今のWin以外選択肢が無いってのは異常だと思うし、OSの選択肢は増えて欲しいと切に思うけどアプリが無ければどうしようもない。今のアプリは巨大すぎて昔のように無ければ作るってのも個人では限界がある。
WinとMacのソフトがそのまま使えてLinuxみたいに軽くて安定したOS...なんてのは甘いか(笑)。

03/04/16
Web・PC

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