Category: ペーパークラフト
「ゴジラの味噌汁」的にはキングギドラか何か作らなくちゃいけないのだけれど、今の私には無理。
昨年の夏ごろ、ほぼ完成している波川女史の調整をしようと作り始めたが頭だけ作ったところでめげてしまった。
また簡単なものからリハビリをしないとだめだと痛感した次第。(決して波川女史が難しいわけじゃないんだけどなぁ)
テキトーに紙を折っただけなので1ピースでも作れるほどの簡単な型紙。ただしA-4でプリントすると小さくなりすぎるので3分割した。繋ぎ目がないという以上のメリットを感じなかったから。
簡単なものだから逆にアナログ感というか手書き感にこだわってみた。でもプリントすると塗りむらなんか潰れてしまうな。
構造そのものもテキトーなのでそのままでは折り目が開いて形を維持するのが難しい。ベターっと開くとトカゲみたいに見える。折り返し部分を裏から接着するとか補強を入れるとか、もし作る方がいたら工夫してください。(投げやりモード)
というわけで改良点は多々あれど、タイムリミットなので完成ということにする。
展開図はこちらからどうぞ。
で、今回は一応新作の発表ってことで。
いや、波川女史じゃないんだけど。
ちょっとした思い付きで簡単に作った「やわらか戦車」です。
「やわらか戦車」って何?って方も多いと思うので説明しときますが、ラレコさんという方の作った一部で大人気のフラッシュアニメ。
これは面白い。一度見たら絶対にはまる。ブログを拝見するといろんな人がいろんな方法で立体化に挑戦してるので、それなら紙で作ってみようと思っただけなのだけどね。
ってことでちょいちょいと出来たのがこれ。
パーツ数5点の手抜きモデル。それでも一応2回試作して3回目でこんなもんだろうってことで。
これ、何処に発表するか少し悩んだ。
ネタとはいえ私の他の作品とちょっと毛色が違うし、ライブドアのサイトを見ると何やらこれからキャラクターグッズなどを展開しようとしている様子。
って事はあまり堂々と配布するのはまずいかな...。
素知らぬ顔でペパクラデザイナーのアップローダーにぶち込むって方法もあったのだけど、やっぱりこそっと人知れず置いておくのがいいかな、と、限りなくアクセスが少ないこのページに退却!。
っというわけで展開図のダウンロードはこちら(pdf:30.1KB)。
初めてのベクターデータでもあります。
でもベクターデータってPDFでしか配布できないんだなぁ。
個人的にPDFはあまり好きじゃないのだけれど仕方が無い。その辺のうだうだはそのうちに。
と言うのも今まで動きの無いものばかり作ってきたから次の課題として動きの有るものを作りたいのだった。カイは走っている姿を作るので、簡単なもので練習してからの方がいいかな、と思ったのだ。
そんな訳で先週はずっとモデリング。
一度普通に立った状態でモデリングしてから少しずつ変形させてポーズを付けてみた。
うーん、難しい。それでも以前は人間の形をモデリングすることすら出来なかったのだから大分進歩はしてるわな。
で、気分が乗ってたので一気に作り上げたのがこれ。
ありゃ、左右が逆転してる。まあ反転するだけだからいいや。
以前ならここにたどり着くまで3ヶ月は掛かっただろうな。一週間でこれだけ形になるってのはすごい。操作性とか、不満はいっぱい有るけど、ペパクラデザイナー様々である。
なにぶん試作一発目だから不具合は幾らでもある。
特に腰のあたりはまだ体重が充分に乗っていないし分割も練り直さないと。
全体の構造も改良の余地があるなぁ。手に到っては後から適当に付けただけだから厚さが無い(これが本当の手抜き、なんちゃって)。
だけど、こうして目の前に叩き台が在ると「このまま完成させたい」気分がムラムラっと沸いてくる。いや、本当に大変なのはこれからなんだけどね。
でも部品点数は少ないから(A-4 1枚)それほど時間は掛からないかなぁ...
うーん。
えーい、このまま行っちまえ。
作品そのものは半年以上前に完成していたのだが、解説のページを作るのにえらく時間がかかってしまった。
っていうか、形が出来てからモチベーション下がりっぱなしだった。
それに加えて今回は長短合わせると全部で18ページっていう、私としては前代未聞の量にうんざりしてしまった、というのが実感。
何もここまで説明しなくても「これを作るスキルがある人なら出来るだろ」とも思うのだけど、つい心配になってしまうのである。
ガラモンを作るのに1年。今回は2年でなんとかモノになった。
次は3年掛かるか4年掛かるか。
いくら寡作といっても程度の問題でしょう。
もう少し並行して作ることも考えないとねぇ。
でも性格的にそれができるか否か...
東宝自衛隊といえば現実の自衛隊の装備をベースにSF的超兵器を加えた、怪獣映画ファンには特別な組織である。
タダの自衛隊ではない。
自衛隊が使っている現実の車両に目玉的なメカが加わって何ともリアルな世界が構築される。
その車両群を作ってしまったという。これは見たい。
作品の写真など撮ったことがないというトンズマさんに、無理にお願いして写真を撮って頂いた。
いやー、これが凄い。
「メーサー車」や「Aサイクル光線車」も圧巻だが、それを取り囲むトラック、戦車や照明車まである。これは本当に「東宝自衛隊」である。
こうなると私の要求もエスカレートして (^^; 今度は日記で紹介させて! となってしまった。これを秘匿しておくのはあまりにもったいない。
っというわけで、トンズマさんの承諾を得てここに写真の一部を掲載させて頂く。
まずは下の写真をクリック。
これ、何が良いかといえば作り込みの加減が絶妙なんである。
メーサーとかAサイクルを見ると非常に細かく作りこんであるのが分かる。
だけど「頑張れば作れるんじゃないの?」と思わせるシンプルさも持っている。
私がペーパークラフトを始める前だからよく知らないのだけれど、かつてゼネラルプロダクツというメーカーから超精密なキットが出ていたらしい。だけど...これ、作りたいって思う人が何人いるだろう。(やっぱ作ってもらってなんぼだよなぁ。って、作りにくい作品ばかり公開してる私が言うのも何だけど)
これと比べるとトンズマさんの作品は精密さという点では多少歩が悪いけれど、作る労力と完成後の見栄えの比率(何ていうかコストパフォーマンスみたいな)では決して負けないと思う。
そして題材としては地味なため今まであまり造る人がいなかった旧式の大型トラックやジープなども、ここでは立派に役割を果たしている。簡単かもしれないけどたくさん無くちゃね。数は力なり。
次はF-86・セイバーを作られるそうである。うん、航空自衛隊だって重要だ。
願わくばいつか、ぽんぽん砲や61戦車も見たいです。
現在、トンズマさんはホームページをお持ちではないそうだけど、ぜひ開設して展開図を一般公開してほしいなぁ。
富士キメラ総研からアンケートのメール。
拝啓
突然のメールにて失礼致します。
私は民間の市場調査機関であります株式会社富士キメラ総研の○○と申します。
弊社ではこの度、国内ペーパークラフト関連市場をテーマに調査活動を行っており、その一環としまして、ペーパークラフト作家/作品などのコンテンツを提供するWebサイト運営者の方々を対象としたアンケート調査を実施しております。
つきましては、下記項目に関してお答えいただける範囲で結構ですので、是非ご協力頂きたくお願いする次第であります。お答えをご記入の上当メールにご返信頂ければ幸いと存じます。
(以下略)
天下の富士キメラ総研がニッチの極みのペーパークラフト市場の調査なんてするのかよー。
うーん、胡散臭い!
これに返信するとスパムメールがドンと増えるなんて事はないの?
最近、ネットでもリアルでもスパム関係の話題が重なってるんで疑り深くなってるんである。
でも、文面はまとも。スパムなら私のハンドルを書いてあるはずが無いし。念のためにメールのヘッダーを確認。
・・・本物らしい。
それならペーパークラフト発展のためにお答えしよう、って、そんな大袈裟なアンケートじゃないけどね。
質問は5つ。でもって
1.作品提供開始年月
これは作品のページに書いてありますね。
2.作品を主にダウンロード・利用される方の属性(年齢・性別・職業・住所地 他)ならびに大まかな構成比
そ、そんなの判る訳ないでしょ。住所地はアクセスログを詳細に調べれば多少判るかもしれないけど、そんな暇ありません。ってことで
そう、普通紙だと発色がいまいち。マット紙だと折ったときコーティングが割れる。光沢紙は厚すぎるし接着しにくい。ちょうどいい紙がなかなか無いんだよね。
あ、顔料インクのプリンターなら普通紙でも発色いいのかな?
以上。
って事でお答えしといたけど、答えに為って無いじゃないか。
どういう意図でリサーチしてるのか知らないけど役には立たないわな。
予告編では最終試作と書いたんだけど、一番作りにくい艦橋の再現性を上げるために、少し構造を変えたので艦橋だけもう一度試作。見た目は同じ。...作りにくさも同じか、とほほ。
という訳で展開図はこんな感じ。
ンでもって、ちょっと浮気してやってたのがこれ。モデリングの練習ってことで勘弁してください。
前回の写真と比較すると大分スッキリしたのが分かる。勿論これだけに5ヶ月掛けた訳ではないけど。
とりあえず展開図をそのまま組み立てれば同じものができるようにはなったので(ホントか?)報告して次のステップへ。
いやー、まだ手直ししたいところは幾らでもあるけど先へ進まないと何時完成するか判らない。
次は火器類を作るのだが、このザクかズコックの頭みたいなのがレーザー砲塔。2倍のサイズで試作したのだけど、メチャ複雑な形なんで半分のサイズで作る自信が無い。自分が作れないものをひとに作って下さいというのも無責任だから、構造を再検討して簡略化しなければ。
雰囲気を残しつつ単純な形にするって難しい。
昨日の朝、シコシコと黒鮫号を作りながら考えた。
智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい。
なんでこんな面倒な物を作ってるんだろう。世のペーパークラフトサイトには四角い箱を組み合わせただけの単純な作品を発表して、それなりの人気サイトもあるよなぁ。でも単純なほどデザインセンスが重要になるから、とても真似できないよなぁ。
...で、四角い箱で思い付いた。なんでモノリスのペーパークラフトが無いんだろう。単純すぎるからか?それなら、ひとひねり加えれば面白いんじゃないか。そこで昔、友人が描いた落書きを思い出した。サルを加えれば笑える。絵で面白いのだからペーパークラフトならもっと面白いかも。
そんなことやってる場合じゃないのは百も承知なのだが思いついたら作りたくて作りたくて我慢できない。昨日のうちに完成。今日、ファイルをひとに見せられるように整えてページを追加した。
というわけで手抜きいっぱい。一発ギャグの作品ですが、お楽しみください。
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