ご存知のようにアクアラインは川崎側が海底トンネルになっていて途中で海上に出て木更津側は橋になっている。海の上の橋なのでまともに横風を受けるからトンネルを抜けたとたんに煽られてハンドルを取られる。
風速18メートル。吹流しが水平に泳いでる。乗用車以上にトラックは風を受けるからさすがにスピードを落とす。
木更津の料金所まであと少しの処で パァン! という凄い音がして車体が左に傾く。急ブレーキは禁物なのでゆっくりと左に寄せて止める。ホイールが舗装にかじるガリガリといういやな感触。
風に押されて開かないドアを思い切り押し開け外に出てタイヤを見るとパンクのレベルじゃなくて殆どバーストである。中のワイヤーメッシュが思いっきり飛び出して危ない。1.5t以上の荷物を積んでいたとはいえスピードはせいぜい5、60キロでこんなになるものだろうか。まあ、それでも規制でゆっくり走っていたのが幸い、もし100キロで走ってる時だったらと思うとぞっとする。
まいったなぁ、こんな所でタイヤ交換かよ。大体スペアタイヤの空気圧は大丈夫なのか?って、これは幸い抜けてなかった。お客さんには(機械の)整備をちゃんとやってください、なんて言いながら自分の乗る車の手入れなんかしたことがないが、とにかく直さなくちゃお客さんが待ってる。
スペアがないと恐いので今日、タイヤを交換した。心配したホイールは大丈夫だったが古タイヤの処分代と交換の手間も含めて約2万円の出費でありました。
この道は鬼門か?