ゴジラの味噌汁

かげろう(!日記)
'!' は論理演算子 Not です。
「日記にあらず」と読んでください。

04年  05月 某日

■  バースト
風の強かった昨日。東京湾アクアラインで千葉へ行った。
少し前に千葉へ行ったときも風が強くて、このときは通行止めになっていたので止む無く湾岸で行ったのだか今回は辛うじて50キロの速度制限で通れた。

ご存知のようにアクアラインは川崎側が海底トンネルになっていて途中で海上に出て木更津側は橋になっている。海の上の橋なのでまともに横風を受けるからトンネルを抜けたとたんに煽られてハンドルを取られる。
風速18メートル。吹流しが水平に泳いでる。乗用車以上にトラックは風を受けるからさすがにスピードを落とす。
木更津の料金所まであと少しの処で パァン! という凄い音がして車体が左に傾く。急ブレーキは禁物なのでゆっくりと左に寄せて止める。ホイールが舗装にかじるガリガリといういやな感触。

風に押されて開かないドアを思い切り押し開け外に出てタイヤを見るとパンクのレベルじゃなくて殆どバーストである。中のワイヤーメッシュが思いっきり飛び出して危ない。1.5t以上の荷物を積んでいたとはいえスピードはせいぜい5、60キロでこんなになるものだろうか。まあ、それでも規制でゆっくり走っていたのが幸い、もし100キロで走ってる時だったらと思うとぞっとする。

まいったなぁ、こんな所でタイヤ交換かよ。大体スペアタイヤの空気圧は大丈夫なのか?って、これは幸い抜けてなかった。お客さんには(機械の)整備をちゃんとやってください、なんて言いながら自分の乗る車の手入れなんかしたことがないが、とにかく直さなくちゃお客さんが待ってる。



アクアラインでバンク修理の図。
公団のパトロールもやってきたけど ♪見てるだけー


立っているとよたよたするような強風の高速道路上。横を見れば遥か下に白波が。風に煽られて落ちたらまだ冷たそう。
機械屋だからとてクルマは専門外。建機の修理とは勝手が違う。ましてこのトラックのタイヤ交換は初めてである。まずジャッキをどこに架けるかも分からないので説明書を引っ張り出して見たけど図が分かりにくい。いろいろやってみて判ったのは完全にホイールが地面に付いちゃって隙間が無いから付属のジャッキが入らないのだ。
ヲイヲイ、直しようがないじゃないか!
プロはフロアジャッキを使うから問題ないのだろうがそんな物持って来てないよ。一瞬、荷台のクレーンを降ろして吊り上げようかと考えたけど、たまたま荷台に太い木の欠片があったので一度別の場所にジャッキを架け、車軸の下に木を置いて少し持ち上げた状態でジャッキを架け直した。だけど、何も無ければ付属工具じゃタイヤ交換もできないぞ!
ちなみにトラックの左側のホイールの取り付けは逆ネジらしい。初めての時は知らずにえらくてこずってしまったが今回は大丈夫だった。結局40分のロス。

スペアがないと恐いので今日、タイヤを交換した。心配したホイールは大丈夫だったが古タイヤの処分代と交換の手間も含めて約2万円の出費でありました。
この道は鬼門か?

04/05/19
雑記

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