ゴジラの味噌汁

展開図だけでは解りにくいと思いますので
作るときの注意点を簡単にまとめてみました。

■ はじめに

必要なものはハサミと糊(接着剤)の他、カッターとピンセットは必須です。
あと、問題は紙です。定番といえばケント紙ですが、 展開図を作るとき紙の厚さを考慮していないので ケント紙だとチョット難しいかも知れません。
写真の作品は普通のプリンター用紙(フジフィルム・スーパーファイングレード)で作っていますが この程度のサイズなら強度的な問題はありません。
強く握ると潰れるのは同じですから(^^)

パソコンに取り込んだ画像ファイル(mogera_A.jpgとmogera_B.jpg)を 何らかの方法でA-4用紙いっぱいにプリントしてください。
普通はペイントソフトでプリントサイズを50%にすれば大丈夫だと思いますが、 上手くいかないときはサイズをいろいろ調整してみてください。 紙からはみ出さない程度に大きい方が作り易いです。
注意してほしいのは2枚とも同じ縮小率にすることです。
_Aの方が余白がないので、_Aに_Bを合わせて下さい。

■ 足を作ります。

ひざの部分の糊しろは、挿し込みになっているので注意してください。
A-1にあらかじめカッターで挿し込み用のスリットを切っておいてから組み立て、 挿し込んだら裏で接着します。

ここに限らず私のやり方は挿し込みを時々使いますので注意してください。
スリットを切り忘れると厄介なことになります。
ところで一般的にはなぜ挿し込みを使わないんでしょう。上のような欠点があるからでしょうか。
しかし細かい部品を取り付けるときなどは挿し込みの方が簡単できれいに仕上がると思うのですが。

■ シッポ

B-9,10,11,12を組み立てます。糊しろ部分の折り方に注意。
これを次の段の内側に接着していきます。 全体の長さや曲がりに注意して先端部(B-12)から順に付け根の方へつなげてください。




これをA-1に取り付け、つま先をつけて下半身の完成。





■ 腰のカバー?

これは解りにくいので解説します。
部品を切り取ったら、はじめに写真のように曲がるよう、癖を付けて下さい。

よく癖が付いたら下の2箇所の糊しろを写真のように接着してください。
もう一度曲がり具合を整えたら上部の糊しろも接着します。
次に、色の違う部分を内側に折り曲げます。
(うーん、写真じゃよく見えないかなぁ)
スカートに形が合うようによく曲げておきます。
■ 鼻のドリル

鼻の挿し込みは注意が必要です。糊しろの両端を内側に折り曲げておかないと挿せません。 ここをピンセットでぎゅっと潰すように挟みながら頭部に挿し込んでください。 中で折り目を広げれば、もう抜けません。 (強度に不安があるという方は中で接着してください。)

■ ひじの関節部

関節部は本来球形なので紙では再現できないので苦肉の策で帯を巻くようにしてあります。 B-7,B-8をカールさせておき、腕の内側の少しだけを接着し、 腕との間に隙間ができるようにゆったりと一巻きして反対側も少しだけ接着します。 B-5,B-6も同様ですが、こちらは太い方から3回巻きます。腕の内側の部分だけ接着してください。

胸部(A-5)にそれぞれの部品を取り付ける。










腰のスカートに胸部、背中のカバーをすべて取り付け、 最後に背中のノコギリをつけて上半身の完成。




■ 上半身と下半身を接着すれば完成