Category: ペーパークラフト
ところで、以前よりアクセスが増えたのはいいけど、サイトで公開しているメールアドレスにはスパムやウィルスメールも増えて、ちょっとうんざり。
英語のメールだったので危うく削除しちゃうところだった。
火器類以外のパーツは一応全部付けて見た。ただし現物合わせで寸法を合わせているので、まだまだ展開図を修正しなければならない。どのくらい寸法が合っていないかっていうと、裏から見るとこの位。
一品手作りならこれで終わりにしちゃうかもしれないけど、再現性がなくちゃならないから展開図はきっちりしなくちゃ意味が無いのだ。構造そのものの変更も含め要手直し。
雰囲気を見るために仮に着色もしてみた。ただし試作なので補助線等が良く見えるように明るめの色である。
さて、目途が立ってきたのでポチポチ正式にアナウンスしてもいいかなぁ。
あまり長く更新しないと忘れられちゃうかもしれないし...
それでもパソコンがあるから一度作ったデータを残してそれを改造していけばいいのでかなり楽ではある。もしパソコンが無かったらとても私のような素人に設計できるものじゃない。
しかし、最近は「ペパクラデザイナー」というソフトを使って作られた作品も多く、これを使えればこんなものは簡単に作れる(はず)のである。
これは3DCG用に作られたポリゴンデータをペーパークラフトとして使える2Dデータに展開してくれる便利なソフトだ。だから3Dのデータさえあれば一瞬にして型紙が出来てしまう。もちろん他人様に見せるにはそれなりの操作をして体裁を整えなくてはならないが、先のような方法と比べれは格段に効率的である。
で、今までにもこれを使いたいと思うことは幾度もあったが肝心のポリゴンデータを作れない。
「ペパクラデザイナー」には「六角大王」という3Dモデラーが付いてくる。他にも「メタセコイア」というフリーのモデラーにも対応している。ところがこれがどうも上手く使えない。
画面に打った点を結んで面を作っていくのだが、何度やっても点のXYZの座標が思うように制御できないので諦めていたのだ。もちろん他の市販のモデラーにも対応しているが高いお金を払っても私に使える保証も無いから選択肢にはならない。
だけど、今回のようなメカを作ろうとすると何時までも避けてもいられないのでもう一度頭の中を空にして初めからやり直すことにした。多くの人が趣味で3DCGを描いているんだからコツさえ掴めばそれほど難しいものじゃないと思うのだ。
実を言えば3Dには以前から興味は有るにはあったが、このモデリングがいつもネックになっていた。もう、大昔、8ビットパソコンでワイヤーフレームで2点透視図を描くプログラムを組んだこともあるし16ビットになったときはアニメーションに挑戦したこともあった。ただ、その頃はデータの入力をキーボードでやらなくちゃならなかったから複雑な形は出来なかった。図形のすべての点をXYZの各座標で打ち込むというとんでもない作業をしなくちゃならないのだった。
とにかく既に解っていることも確認しながら点を打ったり動かしたり、チュートリアルを読み直して単純な形を少しずついじってみる。そんなことを繰り返してるうちにふっと気が付いた。
三面図で点を指定すれば判りやすいじゃん!
今までは斜めの視点からポインティングしていたから角度を変えて見るとおかしくなっていたのだ。なるほど、これなら感覚的に位置が指定できるしグリグリ回せば全体のバランスもよく分かる。既にモデラーを使いこなしてる人にとっては当たり前のことなのか、それとも、もっと使いやすい方法が有るのかは知らないが、なぜこんな簡単なことに気が付かなかったんだろう。どちらにしてもこれなら何とかなりそうだ。
細部のモールドの凹凸があまりにリアルに再現されているので一瞬レジンキットかと思ってしまったほどだが、良く見ると確かに紙で作ってある。まだパソコンで型紙を作ることが出来なかった頃、カット&トライで作ったのだそうだ。
気分が少し楽になったので今日(もう昨日か)は
ずぅーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと
ガラモンの試作品を作っていた。12時間以上も紙を切って貼り続けてると仕事をしてる以上にストレスが溜まる。
こんなの作ってくれる人、本当にいるのかな。ロールシャッハテストみたいなヒレの型紙見ただけで引いちゃうんじゃなかろうか。
多分、試作はこれが最後になると思うが(なって欲しい)これだけやっても半分までしか出来なかった。
一体作るのに丸二日以上かかりそうだ。もう、そんな試作が10体以上も溜まっている。思えば最初に作り始めたのは去年の夏だ。飽きっぽい私がよくここまで続いたと感心する。やっぱりネットで予告しちゃったのが程よいプレッシャーになってるんだろうな。おかげでメールや書き込みも頂いて励みにもなってる。
って事であと一息で完成です。長い一息にならなきゃいいけど。ただし公開はもう少し先になります。最終調整の後、説明用に写真を撮りながらもう一体作らなくちゃならない。ひぇー、気が遠くなる。
あっ、それから、いくつかリクエストとかもらってるんですが、
そんな...リクエストされて作れるほどの技量はありませんよ、ワタシ。
一応頭の隅に置いておきますが期待しないで下さい。
ひやーーー。すごい。1mのモゲラだそうである。
元はA4用紙2枚で15cmほどの小さなペーパークラフトだ。それを拡大してA1用紙12枚の型紙に分割して作ったそうである。すごいパワーだ。自分の作ったペーパークラフトを実際に作ってくれる人がいるというのはすごく嬉しい。それが1mもの巨大クラフトだから設計者冥利に尽きるというもんだ。
ごじらさんは今「金津創作の森」という所で展示会を開いておられ、そこにも出品されるらしい。他にもカネゴンやエバンゲリオンなど多数の巨大ペーパークラフトやFRPの手作り潜水艦などが展示されているそうだ。願わくば見に行きたいところだが横浜から福井はちょっと遠い。福井方面の方、23日までだそうです。ぜひ見に行って欲下さい。
そして昨日、JONさんという方からメカニコングの完成写真を送っていただいた。
だけどメールの返事はどうしよう。英語は全く解らないし、周りを見回しても解りそうな奴は居らん。
じつは最近、海外からのアクセスがかなり有るのだ。解析とかしてるわけじゃないので正確なところはよく判らないが、トップページで1〜2割位は外国のホストからのアクセスである。ペーパークラフトのページに至っては海外からのアクセスの方が多い時もある。
確かに展開図を見れば言葉が解らなくてもなんとかなるんだろうけど、ウチのような国内でも無名なサイトを何処で知るのだろう。どこかにリンクが有るのかも知れないが不思議だ。
国を見るとアメリカが多いが世界中の国から来る。場所も知らない国や旧共産圏の国からも来る。(ゴジラはともかく)モゲラやメカニコングがそれほど有名とも思えないが、もっと不思議である。
自分では海外のサイトなんかめったに行かないから、アクセスログを見るとインターネットが本当にワールドワイドウェッブである事を実感する。
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