ゴジラの味噌汁

かげろう(!日記)
'!' は論理演算子 Not です。
「日記にあらず」と読んでください。

03年  02月 某日

■  シャトル爆発
スペースシャトルが空中爆発。
すぐに頭をよぎったのは耐熱タイルの剥離だが、一日経った報道ではその可能性が高いらしい。
いずれにせよ未だ情報が少なすぎるし、自分の中で事態をどう捕らえたらいいのか、混乱している。
何時か来ると思ってたことが現実になっただけだが、ちょっと早すぎた

03年  02月 某日

■  法事
母方の祖母の13回忌で午前中からお寺でお経を聞く。
11時前に行ったら、前の人がもうやっていた。骨壷を持っていたので納骨だろうか。
順番に、次々とこなしているのだろう。我々が終わったときには次の人たちが控えていた。お寺さんもこの時期(寒いとき)は亡くなる人も多いだろうから年忌が多くて忙しいようだ。
ってことで20分ほどでお経は終了。あまり長くても辛いが短くても有難味がない。入れ替えも含めて1組あたり30分見当なのだろう。坊さんも住職はハワイ旅行だそうで、20代の息子ではイマイチ貫禄がないが、あと10年もしたらいっぱしの僧侶に成るんだろうな。

お経の次は墓参り...なのだが諸般の事情で先に飲み食いを済ます。今回、運転しなくていいので昼間から出来上がってほろ酔い気分。
ってことでお墓参りをして解散。

坊さんも言っていたが、亡くなって12年もすると、日常でも思い出すことは少なくなる。たまには思い出して故人を偲びなさいよってことだそうである。なにしろ白寿まで生きた祖母である。思い出もいっぱいあるが、働き者の祖母で、いつも「本気になってやらなきゃだめだよ。」と言われていた。
翻って今の自分はといえば、何事も遊び気分で中途半端である。もっと頑張ろうと(今日だけは)思う私であった。
葬式の日は寒かったが、今日も寒い。帰りには雪もちらついてきた。

03/02/02
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03年  01月 某日

■  気楽でいいなぁ
今日はメチャクチャ風が強い。北風じゃないけど春一番にしては早すぎる。
こんな日は現場での修理はきつい。特に今日はクローラー(俗に言うキャタピラ)の交換だ。
建機の足回りなんてのはどれも泥だらけなわけで、現場では洗い流すわけにもいかないから、そのまま交換するんだけど、これだけ風が強いと砂が舞ってバンバン目に入る。桶屋が儲かりそうだ。
昼間は日差しもあって結構暖かかったが夕方から急に冷え込んできた。外にいると顔がピリピリする。生足の女子高生なんか、他人事ながら見るだけで寒くなってしまう。夏なら目の保養になるんだけどね。
各地では大雪だとか。うーん、雪よりは風の方がましか。

ホームページだとかペーパークラフトだとか、遊びで(それほど熱心にやってる訳じゃないから趣味とも言えないな)やってると、よく「気楽でいいなぁ」なんて言われる。確かに気楽にやってるんで目くじら立てて否定はしないが何時も気楽なわけじゃない。あまりしつこく言われるとだんだん腹が立ってくる。知人の某など、話をしていると最近は必ず口にする。確かに彼も仕事が無くて大変なので同情するが、こちらがよほど気楽に見えるらしい。
ウチだって売上はがた落ちだし零細企業の毎月の資金繰りは大変なんだ。こっちから見れば彼の方が好きな事をやって生活してるんだから余程気楽に見えるし、仕事が無くて生活できないならさっさとアルバイトでも何でもやればいいじゃないかと思ってしまう。
だから、彼から「気楽でいいなぁ」なんて言われると寅さんにバカにされるタコ社長のような気分になる。

タコ社長  「お前なんかに、お前なんかになぁ、中小企業の経営者の苦労は解らないんだ。」
と、泣きながら去っていく。

ここで映画なら、おいちゃんが「そうだ、今のはお前が悪い。」と、寅さんをいさめるんだが、某には言ってくれる人がいない。
もしこれを読んでたら気付いてくれよ、って、読んでるわけないな。

で、そこまでなら”いい加減にしてくれ”で済むんだが、その後に、「だから金貸して」となると論外である。
こちとらお前の何十倍も借入金があるんじゃ。利子だってキッチリ払わにゃならんのじゃい。あまり甘えないでくれ。

03/01/26
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03年  01月 某日

■  シン・レッド・ライン
テレビで「シン・レッド・ライン」を見る。自分の中で煮込んでいないので、こちらで感想を。
公開時は「プライベート・ライアン」の影に隠れていまいち話題にならなかった作品だが、原作を読んでいたので観たいと思いつつそのままになっていた作品である。ちなみにスピルバーグは嫌いなのでライアン二等兵がどうなろうと知った事ではないが、どちらも日本語では解りにくいタイトルだ。「シン・レッド・ライン」と言うのは意訳すれば「正気と狂気の狭間」というくらいの意味だそうである。

原作の感想であるが、アメリカの戦記小説ということで、多少偏見をもって読み始めた。しかも舞台はガダルカナルの対日戦線だから当然敵は日本軍であるから、日本人や日本軍に対する偏見や勘違いは覚悟して読み始めた。ガダルカナル戦といえば、その悲惨さにおいて日本の戦史の中でも特筆すべき戦いだが、この小説を読むとそれはアメリカの兵士(あくまで現場の兵士)にとっても相当悲惨だった事がわかる。
ガ戦に関しては日本側の敗戦としての悲惨さばかりを聞きかじってきたが、勝利者としてのアメリカの兵士から見た恐怖や戦争の虚しさといったことが実感や生活感を伴ってリアルに描かれているのが秀逸であった。むしろアメリカの戦記物といえば勝利者の”たかみ”から描かれた反戦性が鼻に付くものばかりを見せられていたので(まさに「プライベート・ライアン」の世界である。ちなみに映画は観ていないがノベライズを読む限りテレビシリーズ「コンバット」を超える作品には思えない。)これは、これでアメリカの知識層の良心と言えるものだろうし、日米双方の当事者の記録を比較しても、その悲惨さにおいて変わりがないというのは重要である。

で、映画であるが、原作はやたらにモノローグが多い。これをどうやって映画にするのかが一つの興味であった。モノローグは映画にならないが、これをカットしたら作品は成り立たない。そこで結論だが、戦闘シーンや行軍のシーン、他、どこもかしこにもモノローグをかぶせた映画になった。映画としての特性を有る意味、放棄した作りではあるが凄惨な戦闘シーンに物静かなモノローグがかぶると言うのはそれはそれで説得力があるものだ。
そしてもう一つの心配。原作で描写される日本兵は当然よれよれで痩せこけて今にも死にそうなのだが、これを映画で表現できるか?
残念。これはもうしょうがないでしょう。さすがにデブは出て来ないが血色が良すぎる。栄養失調で死にそうな日本人を大量に探すのは無理と言うものだ。二世とかを使わずに本当の日本人で固めると言うのは好感が持てるが、欲を言えばもう少し芝居の出来る日本人を探して欲しかったかな。
でも一番の不満というか疑問は敗走する日本軍にこれだけの反攻をするだけの武器弾薬があったのだろうかっていう本質的な問題。じつは原作ではガダルカナルという地名は一言も出てこないのだが、映画でははっきり”ガダルカナル島”と言っているのだ。ガダルカナル作戦では日本軍が米軍を攻撃したわけで、ガ島と特定しちゃうと日本軍が山中に防衛線を張るってのはちょっと不自然である。
それと、芝居としては登場人物が解りにくい恨みもある。もともと個性的な登場人物はあまり出てこないし、個性的な人物を描くような作品ではないのでしかたがないが、その辺は映画として一歩原作から踏み出しても良かったのではないだろうか。

以上、不満ばかり書いてきたみたいだが、悪い映画ではない。むしろ変に原作と比較しなければよく出来た映画である。良い映画だからこそ逆にちょっとした弱点に目が行くのだ。機会があれば是非観て欲しい一本である。

ついでに「シックス センス」も地上波初登場だそうで。
ブルース ウィリスの映画は”スカ”が多い。「アメリカン ビューティー」なんかは途中までは傑作の予感がしたんだけどね。やっぱりダメだった。
だけどこれは”当り”。もう一度観たいと思わせただけでもまあまあだけど、2度目に観てよく出来てると確認できたってのは”大当たり”じゃないかな。...ま、3度観たいとも思わないけど。




って、あれれれ?「アメリカン ビューティー」には出てませんよね、ブルース ウィリス。
何を勘違いしてたんだろ。(6月某日)

03年  01月 某日

■  発熱
甘く見ていたら熱が39度にも上がってしまった。
さすがに頭がボーっとして、ちょっと歩いても雲の上を歩いてるみたいだ。
連休だったので寝ていたが、熱が引かない。しかたがないので5年ぶり位に医者に行ったら「立派なインフルエンザです。」とのたまう。
何が「立派」なのか良く判らないが、何処で拾ってきたのだろう。

しかし今は簡単にインフルエンザの検査が出来るので驚いてしまった。鼻の奥を綿棒でこすって10分くらいで結果が出てしまう。
医者も数年前は想像もしなかったとか。
で、貰って来た薬を飲んだらアッと言う間に熱が下がった。さすがに医者の薬はよく効くが、新聞によるとこのインフルエンザの薬が品薄だそうだ。結構流行ってるのかなぁ。

結局、4日間も寝込んでしまった。タダでさえ遅れてる仕事が...。

03/01/16
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03年  01月 某日

■  深作欣二監督・逝去
深作欣二監督が逝去された。
いろんなジャンルの作品を職人的に、そして最期までパワフルに撮ってこられたが、やっぱりヤクザ映画である。
当サイトのタイトルが「仁義なき戦い」の千葉真一氏のセリフのパロディーからヒントを得たってことで因縁浅からぬものがある(ホントか?)。
現在も撮影の途中との事で無念であったろう。

合掌。

03年  01月 某日

■  集金
いつものようになんとなく新年である。
今年も何も無い良い正月でありました。
ただし、いつもなら仕事は未だぼちぼちなんだが、今年は年末にサボったつけで休み明けから仕事が溜まって忙しい。
年末に預かった修理や、整備を慌ててやっている。

で、本日、妹一家が遅めの新年の挨拶...と集金。
妹のダンナに作りかけの(と言っても一応は形は出来てる)ガラモンのペーパークラフトを見せたらすごく喜んでくれた。
身の回りの唯一の理解者である。彼も模型を作るのだが、家では冷遇されているらしい。

だが今日は朝から熱っぽい。この冬二度目の風邪のようである。
子供たちにうつすといけないので早めに退散して部屋で寝る。

03/01/12
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02年  12月 某日

■  作って頂きました
ホームページなんか公開してると時々知らない人からメールをもらう事がある。先日もガラモンの完成を待っている旨のメールを頂いた。この方、原図を拡大して1m以上ある巨大ペーパークラフトを作っておられるのだ。是非このGOZIRA910さんのサイトを覗いて頂きたい。ド迫力!

そして昨日、JONさんという方からメカニコングの完成写真を送っていただいた。

いやー、こんなものでも作ってくれる方がいらっしゃるのだ。嬉しい事である。ちゃんとドクター・フーも付いてる(^^)
こんなの本当に作ってくれる人がいるのだろうかと不安だったのでホントに嬉しい。
だけどこの人、アメリカの方だみたいだが、日本語の説明しかないのによく作り方が解ったものだと感心する。かなり苦労されたんじゃなかろうか、日本人にも解り難い説明なのに。

だけどメールの返事はどうしよう。英語は全く解らないし、周りを見回しても解りそうな奴は居らん。

じつは最近、海外からのアクセスがかなり有るのだ。解析とかしてるわけじゃないので正確なところはよく判らないが、トップページで1〜2割位は外国のホストからのアクセスである。ペーパークラフトのページに至っては海外からのアクセスの方が多い時もある。
確かに展開図を見れば言葉が解らなくてもなんとかなるんだろうけど、ウチのような国内でも無名なサイトを何処で知るのだろう。どこかにリンクが有るのかも知れないが不思議だ。

国を見るとアメリカが多いが世界中の国から来る。場所も知らない国や旧共産圏の国からも来る。(ゴジラはともかく)モゲラやメカニコングがそれほど有名とも思えないが、もっと不思議である。
自分では海外のサイトなんかめったに行かないから、アクセスログを見るとインターネットが本当にワールドワイドウェッブである事を実感する。

02年  12月 某日

■  10000 Hit
ありゃ、カウントが1万を超えてしまった。
まだ2-3日先だと思ってたら昨日の昼頃から急にアクセスが増えてる。急にいつもの3倍ものアクセスが有ると閑古鳥が鳴いてるサイトの管理人としては戸惑ってしまう。
何があったのかと思ってたらペーパークラフトデータ-ベースの表示位置が上がっている。サイトの引越しをした後も放置してあったんで管理人さんがリンク先を直してくれたみたいだ。結果的に上に浮上したんで新作でも出たかとアクセスしてくれてるんだろうなぁ。まだ完成してません。管理人さんにもお手数をかけてしまった。ごめんなさい。
あっ、それから、カウント1万を踏んだ方、お知らせください。先にも書いたようにガラモンができたらお送りします。別に証拠が無くてもlogで確認はできますので。

で、本日、親父が退院。またうるさくなる。
18日入院して約¥66,000也。一日¥3,600ならもう少し入院してればいいのに。...なんて考える奴が沢山いるから老人医療費が増えるんだろうな。

02/12/14
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02年  12月 某日

■  大雪?
ひえー、雪が積もってる。12月に雪が積もるのは十数年ぶりだとか。昨日の天気予報じゃ積もらないって言ってたじゃないか。
横浜は3センチと言ってたが、ここいらは田舎なんで5p位の感じである。ベチャベチャの雪なんですぐに解けると思うが夜になって凍っちゃうと返って危ないんで歩道だけ雪かきをする。腰が痛い。風邪もまだすっきりしないのに。

首都圏は雪に弱いって言うけど、テレビはおおはしゃぎである。日テレなんぞ特別番組までやってる。そんなに重大な事か?たった2センチの雪が。雪国のひとはどう思ってるんでしょうねぇ。
そう言えば「タマちゃん」なんかもおおはしゃぎしてたな。全国放送のNHKまで騒いでたけど、どう考えたってありゃローカルニュースだよなぁ。東京(の大田区、世田谷区)と川崎、横浜以外の人には何の興味も無い話だと思うんだが。

02/12/11
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